【いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン】11クレジットカード残高は借金と同じ

「VISA」や「MasterCard」などのクレジットカード会社は、

皆さんの代わりに一時的に支払いを立て替えてくれる存在です。 

つまり、利用者にとってカード残高は借金と同じです。 

「クレジット」の本来の意味からわかるように、クレジットカード会社は

利用者を「信用」して大金を立て替えています。 

しかし、無制限に使用するわけにはいかないので、カードのグレードや個人の支払いなど

能力等に応じて、利用限度額と言う上限を設けています。 

毎月その範囲内なら自由に使っていいわけです。

ビットコインでの支払いは通貨の移動そのものなので、立て替え払いのように

一時的に借金するわけではありません。 

決済での利用に関しては「信用」貸しはないと言うことです

(ビットコインそのものを売買するときは、現物がなくてもビットコインを借りて、

レバレッジ取引をすることができます)。 

ビットコインには「信用」の枠がないため、ウォレットに入っている金額以上の

ビットコインを支払うことができません。 

財布に1000円札が1枚しか入ってないのに、2000円のものは買えないのと同じです。

クレジットカードと似たようなものに、デビットカードがあります。

デビットカード払いでは、支払った瞬間、銀行預金からその代金が引かれるので、

カード会社に一時的に建て替えるわけではありません。 

デビットカードは銀行預金残高の枠内でしか支払いができないところも、

ビットコインと同じです。 

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