「VISA」や「MasterCard」などのクレジットカード会社は、
皆さんの代わりに一時的に支払いを立て替えてくれる存在です。
つまり、利用者にとってカード残高は借金と同じです。
「クレジット」の本来の意味からわかるように、クレジットカード会社は
利用者を「信用」して大金を立て替えています。
しかし、無制限に使用するわけにはいかないので、カードのグレードや個人の支払いなど
能力等に応じて、利用限度額と言う上限を設けています。
毎月その範囲内なら自由に使っていいわけです。
ビットコインでの支払いは通貨の移動そのものなので、立て替え払いのように
一時的に借金するわけではありません。
決済での利用に関しては「信用」貸しはないと言うことです
(ビットコインそのものを売買するときは、現物がなくてもビットコインを借りて、
レバレッジ取引をすることができます)。
ビットコインには「信用」の枠がないため、ウォレットに入っている金額以上の
ビットコインを支払うことができません。
財布に1000円札が1枚しか入ってないのに、2000円のものは買えないのと同じです。
クレジットカードと似たようなものに、デビットカードがあります。
デビットカード払いでは、支払った瞬間、銀行預金からその代金が引かれるので、
カード会社に一時的に建て替えるわけではありません。
デビットカードは銀行預金残高の枠内でしか支払いができないところも、
ビットコインと同じです。
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