MMORPG(大規模多人数同時参加型オンラインRPG)を始めとするオンラインゲームや
スマホアプリなどでアイテム購入したり、キャラクターを強化したりするのに使う
「ゲーム内通貨」も、ビットコインとよく似た特徴を持っています。
ポイントカードのポイントやマイレージは、支払い額やサービスの利用等に応じて
付与されますが、ゲーム内通貨はゲーム内の到達度に応じてもらえるだけでなく、
お金を払って買うことができます。
また、利用規約では大抵禁じられているものの、入手が困難なレアアイテムと、
強化済のキャラクターやアカウント、さらにはゲーム内通貨そのものを
現金で売買するRMT(リアルマネートレード)市場も立ち上がっています。
ビットコインも元をたどれば、オンラインコミュニティー内だけで通じる
「おもちゃのコイン」のようなものに過ぎず、それがリアル世界のもの(
最初の取引はピザでした。
116ページ参照)と交換可能になって初めて「お金」としての価値を持ちました。
その意味で、ビットコインはゲーム内通貨の発展形と言えなくもありません。
ただし、ゲーム内通貨は、そのゲームを運営する企業の発行、管理しているのに対して、
ビットコインは特定の企業や国によって発行されるわけではなく、
参加メンバー全員による民主的な運営によるところが大きく異なります。
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【いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン】21ビットコインはゲーム内通貨の発展系
Posted in: いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン
– Posted on 2020/05/26
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