【いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン】45①災害時の寄付金

2016年4月に熊本地震が起きた時、被災者支援のための被災者支援のための寄付を

ビットコインで募ったところ、2ヶ月弱の間に45BTCあまり

(当時のレートで「1BTC= 60,000円」とすると、約2,700,000円)が集まりました。

英語と日本語のウェブサイトを立ち上げたのですが、

ビットコインはこういう使い方もできるのかと興味を持ってくれた人がいて、

SNSで拡散してくれた結果、熊本市のために、世界中から1000人以上の人たちが

ビットコインを送ってくれたのです。

日本は地震や台風などが身近なだけに、災害支援のために寄付をしようと言う人が

たくさんいますが、特に海外で発生した災害に対する支援金は手数料がかかり、

あまりに小額の寄付だと現地にほとんど届かないと言う現実があります。 

最低5000円、10,000円からでないと意味がないと言われると

躊躇してしまう人もいるかもしれませんが、

100円から寄付できるとしたら、自分の限られた小遣いの中から出してもいいと思う人が

必ずいるはずです。 

ビットコインなら、アプリの操作だけで簡単に小額からでも寄付ができ、

手数料もそれほどかかりません。 

たとえ100円しか出せなくても、手数料が2円ほどしかかからないなら、

寄付する意味があります。 

海外に寄付する時、どこにどれだけ手数料かかって、実際いくら現地に届くのか

分からないと言う不安はありますが、ビットコインは手数料が安いし、

ブロックチェーン上には取引記録が全部残っているので、

自分が寄付したお金がきちんと相手に届けられたと言うことを、後から確認することができます。

寄付先が領収書を発行しなくても、ブロックチェーンに記録が残っているから

透明性が高く、(途中でネコババするなど)やましいことができにくい仕組みになっているのです。

その意味でも、ビットコインは寄付金や支援金の送金に向いているといえます。

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