ビットコインの取引は世界中で24時間、365日行われています。
取引はすべてオープンになっているので、◯◯◯と言うサイトを見ると、
最新のトランザクションがリアルタイムで更新されていくのがわかります。
しかし、ビットコインの取引はお互いに承認しあって初めて成立するので
(33ページ参照)、この段階では、すべての取引は「未承認」の状態です。
そこで、ビットコインでは未承認のトランザクションをおよそ10分ごとにまとめて
1つの「ブロック」とし、それを一括して承認する仕組みを採用しています。
新しく承認されたブロックは、既に承認済みのブロックを一続きにした
一本の「チェーン(鎖)」の最後尾にガチャンとはめ込まれて追加されます。
これでようやく取引が成立するわけです。
逆に言うと、「AさんからBさんへ◯PTC移動する」と言う指示を出しても、
そのトランザクションを含んだブロックが承認されない限り、
取引は完了しないということです。
ビットコインの送金指示が取引完了まで時間がかかるのは、
承認待ちの列に並んでいるからなのです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン】62未承認のトランザクションが積み上がっていく
Posted in: いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン
– Posted on 2020/06/03
コメントを残す