そこでビットコインでは、すべての取引はオープンになっていて、
「AさんからBさんへ1 BTC移動した」と言う記録を、
リアルタイムで世界中の誰でも見られるようになっています。
誰でも見られると言う事は、不正操作や改ざん、コピーをしたとしても、
すぐに見つかると言うことです。
参加メンバーがその取引を承認しない限り、実行されないと言うところが、
不正防止の1つ目のポイントです。
すでに述べたように、ビットコインは、国のユーザが直接データをやり取りする
「ピアツーピア型」のネットワークを採用しています。
ネットワークの真ん中のサーバーにデータベースを格納して、
そこにみんながアクセスして利用するのではなくてインターネットに接続された
コンピュータ同士を直接結んでデータを送受信するピアツーピアは、
ファイル共有ソフトのナップスターやウイニー、無料通話アプリのSkype、
メッセージアプリのLINEなどでお馴染みの技術です。
ビットコインの場合は、過去のすべての取引の記録を、
どこか1カ所にまとめて保管するのではなく、世界中に散らばった不特定多数の
コンピューターが同じ取引記録を保存することで、誰かが勝手に改ざんしたり
できないように、相互にチェックをして安全性を確保しているわけです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン】84 P2Pネットワークで分散処理
Posted in: いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン
– Posted on 2020/06/07
コメントを残す