既存の銀行システムのようなクローズドなシステムだと、
外部の人間がアクセスするだけでも極めてハードルが高いので、
誰かが勝手に数字を変えたりする危険は少ないかもしれません。
しかし、中央のサーバーで集中処理している関係で、その1箇所だか書き換えれば、
取引が成立してしまうと言う問題があります。
そのため、銀行内部の犯行だと、発覚するまでにかなり時間がかかったりするのです。
その点ビットコインは、多くのコンピューターによって分散処理されているので、
そのうち1カ所が攻撃され、仮に記録を書き換えられたとしても、
その取引を認められるません。
不正が入り込む余地は、その分、小さいと言えるのです。
ビットコインでは、皆が同じ1本の鎖を共有するため、枝分かれさせることも、
後からさかのぼって書き換えることもできません。
横に後にもいけない。
一方向だけになる1本の鎖です。
紙幣の偽造を防ぐために、最先端の透かし技術が使われているように、
ブロックチェーンと言う技術が、ビットコインをコピーや改竄から守っています。
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【いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン】86集中管理の落とし穴
Posted in: いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン
– Posted on 2020/06/07
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