新しい仮想通貨がこれから登場すると言う時に、資金調達のためにまだ実体がない
仮想通貨の「予約権」が売りに出されることがあります。
これから売り出す仮想通貨の開発元による予約販売で、新規公開株のIPOにならって
ICOとも呼ばれています。
まだ実体のない段階の話なので、かなりリスクの高い世界です。
出すと言いながら出さない詐欺の可能性を排除できないからです。
その意味で、未公開株式市場と同じく極端な玉石混交で、
英語のわかるエンジニア以外の素人にはとても見分けがつかないのではないかと思います。
先にアイディアをオープンにすることで広く一般の人たちから資金を集める
クラウドファンディングの「キックスターター」でも、
必ずしもすべてのプロジェクトが予定通りプロダクトを出荷するまでに至らないように、
ICOの中にはコインを開発しているように装って資金を集めたものの、
実態としては何もないと言う詐欺案件が紛れ込んでいないとも限りません。
今は仮想通貨周りが熱いので、期待だけで数千億円集まってしまう
怖い世界である事は知っておいてほしいと思います。
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【いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン】122玉石混交のハイリスク市場「ICO」
Posted in: いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン
– Posted on 2020/06/17
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