【余命三年時事日記】09昼間通貨スワップ協定もあてにならず

2013年7月3日、日韓スワップ協定30億ドル分が終了した。

 韓国の本音は言うまでもなく、民主党政権時代のように「さりげない延長」であったが

状況が悪すぎた。

自ら墓穴を掘って片足を突っ込んでいると言ってもよかろう。

日韓スワップ協定延長交渉が難航中の2013年6月27日、中韓首脳会談において、

通貨スワップ協定が話し合われ、中国側特に銀行関係は乗り気ではなかったが、

強い要請に政治判断がなされたようで大幅増額延長合意となった。

外貨不足と言う弱点を持つ韓国は中国に首根っこを掴まれたと言っていいだろう。

こういう無理な要請に媚びたわけではあるまいが、中韓共通の義士として

日本元首相を暗殺した朝鮮半島出身の抗日運動家、安重根について、

韓国の朴クネ大統領が6月末の中韓首脳会談で、中国黒竜江省ハルピンの駅に

記念碑を設置するため習近平中国国家首席に協力を要請したと言う。

しかしこれは、あまりにも異様だ。

相手の立場など何も考えていない。

まずは、要人暗殺と言う過激な手段に出た人物の顕彰は、

チベットや新疆ウィグル自治区など、国内治安に悪影響を及ぼしかねない点だ。

中国人要人暗殺は指導部にとって悪夢に違いない。

朴大統領の要請に習主席は、関係部署に検討するよう指示すると曖昧に回答したと言う。

翌日の中国各紙は首脳会談を伝える記事でも、記念碑の件には全く触れていない。

この件は李明博の竹島問題、天皇問題と同様、朴大統領の日本への退路を絶った

と言っても良いだろう。

 日韓相互防衛条約が廃棄される予定でアメリカ、日本は軍の整備、移転を進めている。

 韓国の都合勝手と言うわけにはいかない。

 米軍撤退による兵力減を在日韓国人あるいは海外同胞によって埋めようとしているが、

これも難問だ。

加えて、日韓の竹島と言う武力紛争に発展しかねない領土問題を抱えているのである。

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