西岡氏の話だ。
「これまでは安倍総理が北朝鮮外交を指揮していました。
菅政権下で二階氏の発言力が強まったらどうなるか。
「義兄弟」と言われる情報機関の長とどんな話をしたのか。
私には分かりませんが、「朝鮮日報」は東京五輪に合わせた日米南北朝鮮の」日本首脳会談を画策したと報じました」菅首相は安倍晋三前首相と同じく、
拉致問題解決を最優先し、金正恩氏との直接会談を考えている。
パク国情院長が、金氏への太いパイプがあると言う触れ込みで接触してきた場合、
菅首相がその話に乗る可能性はあるかもしれない。
しかし、西岡氏はそれこそ最も危険な人脈だと言う。
「パク氏が繋がってる統一戦線部は横田めぐみさんらは死亡と言い、
にせの遺骨を出してきた機関です。
日朝の交渉は統一戦線部を外して首脳同士が会い、被害者の全員帰国に向けて
直談判しなければなりません。
統一戦線部に任せれば、もう一度、死亡説を主張され、日本側が納得しないなら
合同調査委員会を作ろう、東京都平壌に連絡事務所を設置しようと言い始めるでしょう。
これまでの失敗の繰り返しになります」
経済制裁で疲弊しきった金正恩氏が統一戦線部の戦略に沿って、
二階氏の巻き込みを図り、制裁の輪を緩める脱出の道として日本に狙いを定めた可能性がある。
思惑があるため拉致問題が動く可能性もある。
だが、経済支援だけを取られ、核ミサイルも開発され、
拉致被害者は戻ってこないと言う失敗を繰り返さないために、菅首相はしっかりしてほしい。
パクチオン氏のような人物を、日本政府はもっと厳しくスクリーニングする必要があろう。
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