経営者として才覚があるがツキの無い人とは

Appleジャパンにいた原田さん。Appleにいた時(OS8とシャーロックあたり)では、

秋葉原に販売イベントに私も行ったんですが、後から自分も近くの家電量販店でも

OS8が売っていたのを知ってがっかりした記憶があります。

Appleでは影が薄く冴えず。それからマクドナルドに行って低価格路線で失敗し、

味と売り上げが下がって本社からの女性役員と交替。さらにベネッセに移ったとたんに

顧客情報が大規模に流出。というついていない職歴です。

会社の業績では、その方が持つ実力以外に縁とツキに左右されるのではないかと思います。

決断にツキが必要だと思ったのは日露海戦の時の東郷平八郎の決断です。

直前に貴重な主力艦船を失い、露艦船に対し四隻しか無く、さらに進入路が三択のうち

どこに来るのかがわからず、その上相手を全滅させなければ日本が有利にならないという

厳しい条件をすべてクリアさせたという逸話があります。すばらしいのはその本人の活躍ではなく、

その東郷平八郎を選択した人の判断です。何人か候補がいたそうですが、最終判断の根拠は、

「こいつが一番ツキがある。」だからと聞きました。

勝負は運否天賦です。最後はどう転ぶかわかりません。命運がどう転ぶかわからない時は

ツキのある人間が勝つ。ということでしょう。最近では仏縁ということを思うようになりました。

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