では、支払いを受けるお店側にとって、クレジットカード決済とビットコイン決済の
違いは何でしょうか。
それはズバリコストです。
皆さんがお店でクレジットカードを提示すると、レジ端末などでカードを読み取り、
取引記録(トランザクション)がクレジットがカード会社に送られます。
クレジットカード会社は、締め日になると、皆さんに代わってお店に代金を支払い、
後日、皆さんからまとめて代金を回収します。
クレジットカード会社の受取手数料は、加盟店の業種や規模によって異なり、
支払いの額の2から10%程度とされています。
それに加えて、専用のカードリーダーを用意しなければなりません。
レストランやバーでの飲食代10,000円をカード払いした場合、
最終的にお店が受け取る金額は、手数料5%とすると、9500円になります。
ビットコインによる支払いでは、利用者がお店に直接ビットコインを送ることもできますが
(直接やり取りする場合の手数料が0)、決済代行会社を間に挟むやり方が一般的です。
その場合でも初期コストは無料で、手数料は1%程度と割安です。
1万円の支払いなら、手数料1%引いても、9900円受け取れます。
クレジットカードと比べて400円も手取りが多くなる計算です。
わずか数百円の違いでも、積もり積もればかなりの金額になります。
利用者が指定されたアドレスにコインを送金し、10から30分程度で取引が承認され、
決済が完了します(なぜ時間がかかるかは122ページ参照)。
私たちも「コインチェックペイメント」と言うサービスを提供しています。
iPhoneやiPad、スマホ、パソコンとWi-Fiがあれば、
無料アプリをダウンロードするだけで簡単に導入できます。
ECサイトの場合はコードを貼るだけです。
初期コストはゼロ、基本利用料も無料で、利用者がビットコインで支払った金額の
1%だけ決済手数料がかかります。
利用者はビットコインで支払い、お店は最短で翌営業日に日本円で代金を
受け取ることができます。
クレジットカードのように月末までで待つ必要は無いため、
資金繰り的には楽になるはずです。
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