【いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン】12手数料が1%程度で割安に

では、支払いを受けるお店側にとって、クレジットカード決済とビットコイン決済の

違いは何でしょうか。 

それはズバリコストです。

皆さんがお店でクレジットカードを提示すると、レジ端末などでカードを読み取り、

取引記録(トランザクション)がクレジットがカード会社に送られます。 

クレジットカード会社は、締め日になると、皆さんに代わってお店に代金を支払い、

後日、皆さんからまとめて代金を回収します。 

クレジットカード会社の受取手数料は、加盟店の業種や規模によって異なり、

支払いの額の2から10%程度とされています。 

それに加えて、専用のカードリーダーを用意しなければなりません。

レストランやバーでの飲食代10,000円をカード払いした場合、

最終的にお店が受け取る金額は、手数料5%とすると、9500円になります。 

ビットコインによる支払いでは、利用者がお店に直接ビットコインを送ることもできますが

(直接やり取りする場合の手数料が0)、決済代行会社を間に挟むやり方が一般的です。 

その場合でも初期コストは無料で、手数料は1%程度と割安です。

1万円の支払いなら、手数料1%引いても、9900円受け取れます。

クレジットカードと比べて400円も手取りが多くなる計算です。

わずか数百円の違いでも、積もり積もればかなりの金額になります。

利用者が指定されたアドレスにコインを送金し、10から30分程度で取引が承認され、

決済が完了します(なぜ時間がかかるかは122ページ参照)。 

私たちも「コインチェックペイメント」と言うサービスを提供しています。

iPhoneやiPad、スマホ、パソコンとWi-Fiがあれば、

無料アプリをダウンロードするだけで簡単に導入できます。 

ECサイトの場合はコードを貼るだけです。

初期コストはゼロ、基本利用料も無料で、利用者がビットコインで支払った金額の

1%だけ決済手数料がかかります。 

利用者はビットコインで支払い、お店は最短で翌営業日に日本円で代金を

受け取ることができます。

クレジットカードのように月末までで待つ必要は無いため、

資金繰り的には楽になるはずです。

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