【米中もし戦わば】021-01第2章問題児・北朝鮮

問題

次の想定される時代のうち、米中戦争の引き金になる可能性が高い最も高いものを選べ。

 ①飢餓、国内の権力争い、社会不安によって北朝鮮が内部崩壊する

②韓国領の島を砲撃する、民間航空機を攻撃する、船舶を沈没させるなど、

北朝鮮が韓国に挑発行為を行う

③北朝鮮の核開発を阻止するため、アメリカが北朝鮮の核関連施設を先制攻撃する

④アメリカとアジア同盟諸国が北朝鮮のミサイル攻撃を想定した

最先端の弾道ミサイル防衛網を配備する

⑤北朝鮮軍が韓国に大規模な侵攻を仕掛ける

⑥北朝鮮が日本、韓国、アメリカに核ミサイル攻撃を仕掛ける

賢明な投機家が上記の選択肢のどちらかどれかにかけるとすれば、

「少なくとも過去の歴史から考えれば(内部崩壊)と(挑発)シナリオが

おそらく最も可能性が高い」と判断するだろう。

同時に、「核ミサイル攻撃」シナリオの可能性が最も低いと考えるはずだ。

それは北朝鮮にとって兵器による自殺行為だ、と。

だが、ここに大きな問題がある。

賢明な投機家なら、合理性に基づいて判断しようとするだろう。

だが、ひとたび38度線を越え、北朝鮮と言う閉鎖されたりスターリン主義の

王国に足を踏み入れれば、合理性に基づく判断は通用しない。

そこは、世界最大級の軍隊を後ろ盾にした、若い気まぐれな誇大妄想狂が支配する

警察国家なのだ。

実際問題として、合理性に基づいて判断できない以上、上記のシナリオの全てを

「起こりえること」と考えておかなければならない。

したがって、これらのシナリオのうちどれかが現実になった場合に、

そこから、米中の直接攻撃に発展ししかねないどんな連鎖反応が起きるかを

理解しておく必要がある。

まずは、歴史と背景を簡単に見ておこう。 

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