【銀行デジタル革命】26投機対象としては魅力的

仮想通貨のボラティリティーの高さは、決済通貨としての普及を阻む

大きな原因となっていますが、それが反対に、投機対象としての魅力を高めているのです。

そのため現在は取引の大半を投資目的が占めています。

 仮想通貨を、株式等と同じように投機対象の資産、あるいは金融商品と考えた場合、

その最大の特徴はボラティリティーの高さにあります(図表2-2)。

これも第6章に詳述しますが、株式や貴金属、不動産等投機対象となる資産の多くは、

世界的にボラティリティーが低下する傾向にあります。 

その中で、仮想通貨のボラティリティーの高さは際立っています。

ボラティリティーが高いことが、投資リスクの高さを示す一方で、

キャピタルゲイン(売却益)を短期的に稼げる可能性があることを意味しています。

それが、ハイリスクハイリターンの投資スタイルを好む投資家にとっては、

大きな魅力となっているのです。

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