アリペイが提供するサービスは決済だけではありません。
例えば、当座貸し越しのサービスも行っています。
利用者は38日間を上限にアリペイ口座にチャージしている残高以上の金額を
無利子で使うことができます。
つまり、アリペイは短期の信用機能も持っているわけです。
アリババは2013年6月から、アリペイ口座にチャージした有休資産を
オンラインでオンライン理財商品「ユエバオ(余額宝)」
(MMF= マネー マーケットファンド)運用するサービスも開始しています。
利用者がアリペイ口座から「ユエバオ」の口座に資金を移転すると、
アリババから委託を受けた基金管理会社が比較的リスクの低いインターバンクの
短期金融市場で運用し、その収益を利用者に還元する仕組みです。
「ユエバオ」の口座に資金を移転しても、資金の制限はなく、
オンライン決済の支払いに使うこともできます。
銀行の1年物定期預金よりも運用利回りが1から3%も高い「ユエバオ」は
利用者に支持され、2017年1月時点で利用者が3億人、
残高は8000億元(約13兆円)を超えたと言われています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【銀行デジタル革命】33余剰資金で資産運用サービス
Posted in: 銀行デジタル革命
– Posted on 2020/04/25
コメントを残す