【政治経済】中国の憂鬱

中国の高利貸し商法が通じなくなるかも。

参照先:https://ameblo.jp/katsumatahisayoshi/entry-12354406773.html

世界最大の石油埋蔵国へ貸付

去年対外投資1200億ドル

中国にとって、「貸さなければよかった」という繰り言も出ているに違いない。

南米ベネズエラに貸し込んだ資金が、約500億ドルにもなっている。

そのベネズエラが、金融破綻に直面しているのだ。

ベネズエラの抱える債務総額は1300億ドル。

その約4割が、中国の貸し付けたもの。

中国が、ベネズエラの最大の債権国である。何を目的に貸し付けたのか。

米国の裏庭をかき回してやろうと邪な考えに取り憑かれたのだろう。

ベネズエラ経済は、原油市況の値下がりと放漫な財政支出が重なって事実上、破綻に瀕している。

国際通貨基金(IMF)によると、今年末までに実質GDPは

2013年時点の半分の規模になると見込まれる。

今年のインフレ率はなんと1万3000%に達すると予想されている。

すでに、紙幣はその役割を放棄した。

事態がここまで悪化するまで、最大債権者の中国は傍観していたのだろうか。

中国が過去に見せたやり口では、融資国が破綻するのを待って、担保を差し押さえて実利を得る

「高利貸し」手法を使ってきた。

今度は、油田を担保にとって「産油国」に変身する積もりかも知れない。

だが、中国がそんな夢を描けるほど事態は甘くない。

ベネズエラ経済は極めて深刻な状況に追い込まれている。

国民が難民化しているのだ。

 

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