韓国紙「中央日報」(2015年4月14日付)は次のように伝えた。
「大韓商工会議所が中国人観光客向けの商品を扱う韓国の旅行社300社に対して行った調査結果が
4月13日に発表された。
競争が激しくなったことで各社ともに収益が下がっており、ツアーのショッピング回数を増やす
(店からのリベート)。
また、追加のオプションツアーなどで損失を埋め合わせている企業が54%に上った」
韓国の旅行会社は、中国人観光客の争奪戦を行っている。
これに伴い収益が悪化しており、その穴埋めに旅行者に不評なショッピング回数を増やしている。
また、やたらとオプションツアーを増やしている。
こうした目先の対応によって収益悪化を防いでいる企業が、全体の54%にも達している。
確かに、海外旅行で前記のようなことが煩雑に行われる、悪印象なってしまいせっかくの旅行が台無しになる。
韓国は現在他の中国観光客に対して、こうした拙劣な観光営業を行っている。
「商工会議所は、旅行社間の競争の激化が中国人観光客の増加速度を上回る速さで進んでいることが、
収益性低下の原因だと指摘する。
旅行社はその穴埋めをすべく、ショッピングとオプションツアーでその埋め合わせをする
悪循環が蔓延していると言う。
韓国文化観光研究院の調査によると、中国人観光客の韓国に対する満足度は16カ国中14位で、
再訪問率(注:リピート率)はわずか25%である。
奇しくも、中国ののネット上「韓国はいちど行ったら二度目はない国」と言われていることを
証明する結果になっている」他の中国人観光客が、リピーターになる比率は25%だと言う。
おもてなし精神が不足している結果であろう。
その点、訪日観光客全体の日本に対するイメージは上々である。
中国人訪問観光客のリピート率は98%にもなっている。
韓国の25%を大きく引き離している。
日本人の特性とも言うべきサービス精神が、外国人客を満足させているものだ。
日本のサービスが「満点」なのは、製造業と同様に手抜きをしないで真面目に奉仕することにある。
韓国人には、相手を無意識に差別すると言う悪い習性がある。
自分よりも「上」と見れば大切に扱い、「下」とみなせばぞんざいに扱うのだ。
この悪弊が、外国人観光客に対して顕著に見られる。
特に、中国に人に対してはその傾向が強い。
韓国政府は「親中」で中国政府には大変丁重な態度をとっている。
日本には「反日」で差別すると言う具合に、いつも何かを差別していないと、
自らの精神を均衡に保てないのだろう。
「朝鮮日報」(2015年9月15日付)は、次のように伝えた。
「韓国文化観光研究院によると、韓国を訪れた16カ国の外国人観光客のうち、
中国人観光客の満足度は14位、再訪問(リピート)の意思も同じく14位にとどまった。
むしろ、旅行後に韓国に対するイメージが悪化し(16位)他人に勧める気持ちもあまりない(13位)と答えた。
一体何が韓国に対して否定的な印象を抱かせたのだろうか?)
韓国旅行をした16カ国の外国人観光客対象の調査では、惨々たる結果が出ている。
リピートの意思は14位である。
「二度と行きたくない国」になっている。
韓流ドラマなどに誘われて来てみたが、現実の韓国は全く異なっていた、と言うのだ。
これでは、観光の意味がなくなる。
韓国の悪いイメージを持って帰るのでは、観光業の存在意味が根本から崩れる。
韓国政府が対策に躍起となっている。
「外国人をもてなす韓国の態度は低評価を受けており、
1部観光スポットの不親切やさやボッタクリ料金に対する不満が相次いで寄せられた」。
2015年9月から12月末まで大々的な点検、特別取り締まりを行うことを明らかにしている。
根本的な問題は、中国人に対してだけでなく、相手を見て差別することにある。
先進性、客をもてなすプロとしての「サービス精神」に欠けている。
自分の感情を外に出すようでは、アマチュアなのだ。
韓国は、サービス産業1つとっても、日本から学ばなければならない点が多々ある。
韓国は、「親中」になっても学ぶものが何もないはずだ。
韓国が経済的な苦境の現在、日本と言う国を、どれだけ参考にすべき相手であるか。
それを冷静に知る機会が訪れている。
韓国は、日本と敵対関係になってはならない。
アジアにおける韓国の手本は、依然として日本であろう。
日本から裏表のない勤労観を学ぶべきなのだ。
法的な売春婦復活は絶対にあってはならない問題である。
こういう点も、日本に学ぶべきだろう。
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