韓国二大電子メーカーのサムスンとLGが、泥沼の刑事事件で争っている。
端から見ていると、子供っぽい争いと見える。
両者は互いに譲らず司法の場で決着をつけると言う「乱闘」を演じている。
事件の発端は、後から説明する。
ともかく、今や世界のブランドになっている両社だ。
恥も外部もなく、ここまでヒートアップしている背景に何があるのか。
韓国社会特有の差別意識と、それを生み出す地域対立があるのだろう。
ともかく、白黒つけて争うことが大好きな国民である。
血で血を洗う争いに、韓国の深い「闇」を見る思いだ。
サムスンとLGがなぜ、刑事事件として争うに至ったのか。
事件の顛末を説明したい。
事件の舞台は2014年9月ドイツのベルリンで開かれた国際家電博覧会(IFA)の期間中、
LG電子、チョ生活家電社長らが家電売り場二箇所で、
サムスン電子のクリスタルブルードラム式洗濯機3台のドア連結部(返事)を故意に破損させたと言うものだ。
サムスン電子の告発によれば、LG側がサムスンの新製品である洗濯機の部品を壊して、評価を下げさせた。
現場写真もあるとのことで、サムスンは1歩も退かない姿勢。
ソウル中央地検は2015年2月16日、「器物損壊罪」などにより、
LG電子傘下のチョ社長ら3人を在宅起訴した。
この事件と並行してもう一つ、サムスンとLGの間に事件が持ち上がっている。
2014年9月、サムスンの元部長が最新のシステムエアコン技術を持ち出し、
LGに手渡したとの疑惑である。
すでに地検捜査が入っている。
韓国家電業界で、1位(サムスン)
二位(LG)を争う両社での事件について、韓国国内でも批判の声が上がっている。
前者の「器物破損罪」は、あまりにも品格に欠ける事件だと言うのだ。
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