日本にとって、近くて最も「遠い国」と言われるのが韓国である。
長崎県の対馬へ行くと、天気の良い日は、遥か遠くに釜山が望める。
明治時代、対馬の人々は本土へ渡るよりも手漕ぎの小舟で釜山に行き、買い物をしていた。
地元民から聞いた話だ。
韓国は、そんな至近距離にある。
対馬へ旅行した時、私はそれを実感した。
対馬藩の宗家の菩提寺では、日本と朝鮮がいかに親密であったか。
それを物語る数々の「証拠」が見られる。
対馬の仏閣には、朝鮮の民族服「チョゴリ」も展示されている。
その日韓関係が最近、ことあるごとに対立している。
韓国は、経済規模を大きくするに従い、日本への「過大要求」を突きつけてくる。
中国も同じ姿勢だ。
昼間は「反日連合」を組んで、示し合わせて日本へ揺さぶりをかけてくる。
その韓国が不思議なことに、2つの理由からか、自らの言動に「反省」する素振りを見せている。
理由の1つは、中国の対日接近によって、韓国は「はしごを外された」との思いを持つようになった。
もう一つは、韓国経済の「沈没懸念」である。
構造的な不況が接近する中で、過去に経験した「経済危機」が現実を持ち始めてきたのだ。
再び、通貨危機が訪れたらどうするか、日韓通貨協定はすでに期限切れである。
口には出さないまでも、「あの時、日本に高姿勢にならずに下手に出ていればよかった」
そんな反省が去来しているのでなかろうか。
次に取り上げる記事は、韓国人の微妙な心理状態を窺わせている。
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