企業の取締役のことを韓国で理事と呼ぶ事は先に述べたが、
いつの間にか平の理事は少数になり、
大手財閥系では部長→常務→専務→副社長→社長→副会長→会長と言う執行ラインが一般的になった。
「LG電子の場合、部長から常務に昇進すれば給与が2倍になる。
その他に特別な成果給も与えられる。
常務は3000CC、専務は3500CCクラスの車を支給される。
またビジネスクラスで出張に行け、家族も精密総合健康診断を受けられるようになる。
サムスングループも常務になると、給与が大幅に増加。
年俸は2億ウォン(1360万円)をはるかに超え、様々な特権が与えられる」(連合ニュース11.12.12)
「ポスコ、GS、斗山なども少しずつではあるが、
たいてい常務には3000CC級乗用車とゴルフ場の会員権、
外国出張時のビジネス席が与えられ年俸もぐんぐん上がる」(ハンギョレ新聞11.12.12)
大手企業の大卒初任給からすれば、常務の年俸が2億ウォンと言うのはおかしな数字とは言えまい。
しかし「プラス個室プラス秘書プラス運転手付き専用車」だ。
何よりも、11年第4第4四半期の韓国では、
月収200万ウォン以下の人が全体の54.3%と言う現実の中に置いて見るといかがか。
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