【嫌韓】悪韓論 53 月給の何倍も稼げるから

軍検察が10年春、現役の陸軍准将を逮捕した。

朝鮮日報(10.4.14)によれば、容疑者が国防省に勤務していた09年10月頃、

不動産会社の元社長(起訴済み)に対し、「承認できるよう、大統領府にロビー工作してほしい」と依頼し、

3000万ウォン(251万円)を渡した証拠をつかんだと言う。

「ロビー工作する」「ロビーを依頼する」「ロビーを仕掛ける」とは英語の「ロビイング」から生じた

コリアイングリッシュであり、金品、セックス、脅迫など、およそ手段を問わず、対象人物を抱き込むことを意味する。

13年2月の国際オリンピック委員会(IOC)は、個人種目からレスリングを投票により外すことを内定した。

直前まで「外される本名」だったテコンドーは、「外す候補」も入っていなかった。

韓国の関係者は誰しも韓国の国民「ロビーの威力」と見ていることだろう。

国防省が公開した「国防費用便覧」の内容を中央日報(08.3.3)が記事にしている。

それによると、

大将級が毎月もらう金額は、給料876万4百ウォン、給食費13万8600ウォン被服費1万8100ウォン、

年金、退職手当負担金等の間接費66万5千ウォンで、計9,582,100ウォン年間では、約1億2,498万ウォンだ。

毎月もらう金額は、准将では7,086,000ウォンだが、大将級を始め、一部将官に提供されている公館と

運転手付きの乗用車、随行員らを考えれば、直接、間接的に入る維持費がはるかに多い。

大佐級は6,760,000ウォンで、第3級公務員(局長クラス)の平均(約6,680,000ウォン)と似たようなレベルと言う。

右の記事からすれば、10年時点での准将の月給も知れたものだろうし、知れたものだろうし、

少将に昇進したとしても大した額とは思えない。

それなのに准将はなぜ30,000,000ウォンを「不動産会社の元社長」に渡したのか。

少将になればその何倍かの利得がある、との確固たる知見があったからに違いない。

では、どうやって儲けるのか。

数限りない軍関係汚職の摘発例を見れば、金額が大きいのは兵器の選定、調達に絡む「ロッキード型」だ。

10年11月に北朝鮮による延坪島砲撃事件があった。

この時、韓国側K9自走砲で応射したが、その発射ペースが公表能のほぼ3分の1だったことが明らかになった。

そもそも、最前線である延坪島に配置されていた自走砲6両のうち3両が、

「故障中」で動かなかったのだから、お粗末。

動いた三両も、「1両は射撃訓練中に不発弾が詰まり、射撃不能状態だったほか、

二両は近くに北朝鮮の砲弾が着弾し、衝撃に弱い射撃コントロール装置の電子回路に異常が生じた」(朝鮮日報11.6.9)と言う。

もう散々だ。

K9自走砲を制作したのはサムスングループのサムスンテクウィン。

右の朝鮮日報の記事は、K9がそれまでにも、①訓練を終えて部隊に戻る際、右折時に車体が左側に傾き、

ガードレールに衝突。

ステアリングシステムの部品の欠陥が原因、②不適正な不凍液を使用したため、

38両のエンジンのシリンダー外側に穴が開いていた…、といろいろあり、延坪島砲撃事件後には、

動力伝達装置に国防規格とは異なる材質のギア部品が使用されていたことが監査院の監査で判明したと伝えている。

延坪島砲撃事件で明らかになった発射ペースの遅さは汚職事件にはならなかったが、

無様な発射性能試験に目をつぶって納入を認めた軍幹部がいたことが明らかだ。

「目をつぶっていた時間給」は、とてつもない大金だったはずだ。

前線の兵士の命よりも、我が懐… (滅公奉私)で動いている軍隊なのだ。

軍需部門に回れず、後方部隊にまわっても儲けの種はいくらでもある。

例えば、カビが生えたパンの納入に目をつぶることだ。

韓国人の一般給食費(将校以上と、一般兵士は全然違う)公立小学校の給食費より低いと言われるが、

汚職とは「高額だが危ない一件」よりも「小額×人数×日数」の方だ。

軍の駐屯地は「生活の場」でもあるわけだから、納入される商品は数限りない。

一般官公庁、地方自治体の職員たちの利権は、縦横無尽に張り巡らしてある許認可権限だ。

「中小規模の工場1つを建設するのに、敷地買収や建築士のほかに許認可を受けるため行政費用だけで、

平均1億5000万ウォンかかることがわかった。

また、許認可の取得に必要な行政手続きに六ヶ月掛かり」(東亜日報04.10.11)いささか古い記事だが、

事情が急変した様子は無い。

在館日本人ビジネスマンに聞いたところ、「ケチをつけてくる出先の公務員に、チップ(賄賂)さえ渡せば3ヶ月。

上にも、まとまった金を渡して頼み込めば2カ月に短縮できる」そうだ。

韓国への長期出張から戻ったビジネスマンたちからは、こんな話を聞いた。

「歯が痛くなり歯医者に行った。

細かな症状までは韓国語で話せないので、会社の女性秘書についてきてもらった。

治療が終わったところで、秘書が自分の健康保険証を取り出して「先生、これを使って」。

歯医者は当たり前のような顔で、手続きをしてくれた。

儲かった事は儲かったが、もうびっくり」こういう事は日常の国から日本に来ると、

「日本と言う国は、公務員はもちろん、民間人まで、全く融通がきかない。

もしかしたら、私が韓国人だから差別してるのではないか」と起こり始める。

そして何かの拍子に「ニンニク臭い」とでも言われたら、もう我が怒りの正当性を確信し、

反日精神を高めて帰国することになる。

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