日本銀行のレポートを参考に、日本や他の先進国でモバイル決済が普及しない理由を
検討してみましょう。
モバイル決済の利用率を性別、年齢別に見ると、すべての年齢層で
男性の利用率が高いことが確認できます(図表3-1)
男性は20代から40代までは約20%で並び、それ以降は利用率が低下します。
他方、女性は40代の12%をピークとする山形の利用率になっています。
年齢別では中高年齢層の、性別では女性の利用率が低いのが、
デジタル機器の親和度やITリテラシーと関連があると推察されます。
モバイル決済を利用するには必要なアプリ必要なアプリをダウンロードしたり、
スマートフォンや携帯電話の機種を変更する際に新端末で
再設定したりしなければならず、デジタル機器の操作に苦手意識を持つ人は利用を敬遠します。
アンケート結果は、そうした傾向が男性より女性に、若年層より中高年層に
そういうことを示しています。
ITリテラシーの低さが、日本でのモバイル決済の利用拡大を阻む一因であることが考えられます。
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【銀行デジタル革命】39若年男性以外はモバイル決済が苦手
Posted in: 銀行デジタル革命
– Posted on 2020/04/26
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