【いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン】08「民主的な運用」と「分散型ネットワーク」

特定の国が発行管理していないビットコインは、

その代わりに、ネットワークに参加している人たちが主体となり、

自分たちの手で運用しています。 

世界中の至る所で1日24時間、365日行っている取引を、

参加メンバーがお互いに承認し合うことで、「取引の正しさ」を担保しているのです。 

それを支えるのは、「P2Pネットワーク」による分散処理システムです。

詳しい仕組みは127ページで解説しますが、中央のサーバーで集中処理するのではなく、

ネットワークに繋がれたコンピュータが取引の正しさを承認するために、

世界中で稼働しています。 

誰かが一元的に管理するのではなく、メンバー相互の承認によって運用されているので、

極めて「民主的な通貨」とも言えるし、中央集権型のクライアントサーバ方式とは正反対の

「分散型通貨」とも言えるのです。

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