買いたい人と売りたい人のバランスで価格(取引レート)が決まるのは
外国為替と同じですが、ビットコインは
①各国の規制
②開発者コミュニティーの動向
③ハッキング
④どこかの国の通貨危機
⑤半減期の影響も受けます。
前項で述べたように、ビットコインはFX等と同じように投資対象としても魅力があります。
では、ビットコインの価格はどうやって決まるのでしょうか。
株式市場や債券市場、外国為替市場など、あらゆる市場がプレイヤー同士の
「先読み合戦」によって決まるように、ビットコインの価格もビットコインを
売買する人たちの読み合いによって決まります。
あくまでも先読みなので、
経済状況が事前の読み取りに推移している限り、その変化は「織り込み済み」となって、
トレンドに大きな変化はありません。
価格が上がるトレンドなら上がり続け、下がるトレンドなら下がり続けます。
価格が大きく変化するのは、読みが外れた時です。
予想に反して失業率が高かったり、業績が悪化したりすると価格が急落し、
逆に予想外にGDP成長率が上がったり、業績が良かったりすると価格が跳ね上がります。
ドル円相場に大きな影響与えるのは、米国の雇用統計や、日本のGDP速報などの
基礎的な情報だけではありません。
例えば、FRBのイエレン議長や、日本銀行の黒田総裁の発言は、政策当局から
市場に向けたメッセージですから、市場の動向を読むには必須の情報です。
ところが、ビットコインの場合は、中央で管理している組織がありません。
そのため、通常の外国為替とは違った要因で動く傾向があります。
代表的なものを5つ挙げておきましょう。
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