続いて、いわゆるマクロ経済の影響です。
2013年のキプロスや、2015年のギリシャのように、国の財政が破綻し、
デフォルトの危機が現実化すると、現地通貨の価値が暴落するので、
自分の資産を守りたい人たちがビットコインを買いに走ったりするのです。
自国の通貨を信用できなくなったときに、保有資産を米ドルに切り替えたり、
ユーロ圏で債務危機が起きた時に、比較的安全だとみられている日本に買いが集中し、
「有事の円買い」が起きるように、どっかの国で経済の先行きが不透明になった時、
ビットコインを始めとした仮想通貨の価格が変動する可能性があるということです。
いちどそういうことが起きると、次に大変な事態が発生したときに同じように
値上がりするのではないかと期待する人が出てくるので、価格に影響が出やすくなります。
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【いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン】35有事の仮想通貨買い
Posted in: いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン
– Posted on 2020/05/29
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