2つ目は、「特定の国や企業の思惑に左右されない」と言う信用です。
ビットコインは特定の国や企業によって発行されるものではありません。
10分ごとに行われ承認レースの勝者に対して一定のコインが発行されると言うのは、
ビットコインの根幹に関わるルールなので、おいそれと変更することはできません。
つまり、誰かが勝手にビットコインを大量に発行したり
(流通量が急激に増えると通貨価値が暴落する)、勝手に発行ベースを
遅らせたりすることができないのです。
世間に出回るお金の量を意図的に増やして景気を刺激したり、
意図的に絞って過熱気味の景気を抑えたりする金融政策は、
各国で日常的に送られていますが、ビットコインには中央銀行がないので、
流通量をコントロールすると言う発想がありません。
そのため、どこか特定の国の思惑に左右されることなく、
安定的に流通量が増えてきます。
日本や米国が崩壊しない限り、「円」や「ドル」は暴落しないだろうと言うのも「信用」なら、
ある特定の国が恣意的にコントロールできないから信用できると言うのも「信用」です。どちらを信じるかはあなた次第。
その意味で信仰に近いものがあります。
また、ルールがオープンに共有されていることも、みんなが「信用」している理由が
1つです
ルールをオープンに共有 して民主的に運用すると言う仕組みはインターネットと
とても相性が良いのです。
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