そしてみっつめはビットコインの総量があらかじめ決められている、
つまり「有限であること」です。
仮想通貨はデジタルデータなだけに、その気になれば、
無尽蔵に増やすことができそうですが、ビットコインはあらかじめ上限が決まっていて、
2100万枚発行された時点で打ち止めになります。
計算上は、2141年にすべてのビットコインが掘り尽くされる予定です。
古来、金や銀などの貴重な金属が通貨の役割を果たしてきたのは、
まさに量が限られているからです。
世界中で取引されている基軸通貨、米ドルがゴールドと完全に切り離されたのは、
今からわずか40年ほど前のことです。
それ以前は、ゴールドの「希少性(有限性)」こそ価値の源泉でした。
ビットコインも「希少(有限)」だからこそ、価値が認められているといえます。
これについては、後ほど改めて説明します(136ページ参照)。
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【いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン】52有限であること
Posted in: いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン
– Posted on 2020/05/31
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