承認は1人で行っているわけではなく、10分ごとに、世界のマイナー(採掘者)が参加して
レース形式で行われています。
そして、そのようなノース値を最初に見つけた人が勝者となり、
その上報酬としてビットコインがもらえるのです。
レースの勝者だけがビットコインを「掘り当てる」ことができるわけです。
残念ながら、1番になれなかった二番手以降の人たちは、
確かにそれが正しいかどうかを確かめます。
見つけるまでは大変ですが、このその鍵が正しいかどうか一発でわかる。
それがこのマイニングレースの面白いところです。
大体6人が承認した段階で、それは正式なブロックと認められて、
ブロックチェーンの最後尾に新たに追加されます。
そのような競争が10分ごとに繰り広げているのです。
毎レースは、およそ10分で決着がついてしまうので、誰かが勝者になるたびに、
新しいレースが「よーい、ドン」で始まります。
鍵を見つける作業は、総当たり方式でひたすら試行錯誤するだけなので、
ハイスペックのマシンを駆使したマイナーの方が有利ですが、
必ずしも大金をかけてシステムを組んだほうが一生限らないところも、
このレースの魅力です。
とは言え、マイニングの難易度は時間が経つにつれて、どんどん上がっていきます。
考え方としては、円周率の場合を計算するときに、1億桁の目の数字を見つけるのと、
1億1桁目、1億2桁目の数字を見つけるのでは、桁数が増えるほど
難易度が上がっていくのと同じです。
現在は0が16個並ぶハッシュ値を探していますが、これを17個に増やせば、
格段に見つかる可能性が減るわけです。
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