【いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン】84 P2Pネットワークで分散処理

そこでビットコインでは、すべての取引はオープンになっていて、

「AさんからBさんへ1 BTC移動した」と言う記録を、

リアルタイムで世界中の誰でも見られるようになっています。

誰でも見られると言う事は、不正操作や改ざん、コピーをしたとしても、

すぐに見つかると言うことです。

参加メンバーがその取引を承認しない限り、実行されないと言うところが、

不正防止の1つ目のポイントです。

すでに述べたように、ビットコインは、国のユーザが直接データをやり取りする

「ピアツーピア型」のネットワークを採用しています。 

ネットワークの真ん中のサーバーにデータベースを格納して、

そこにみんながアクセスして利用するのではなくてインターネットに接続された

コンピュータ同士を直接結んでデータを送受信するピアツーピアは、

ファイル共有ソフトのナップスターやウイニー、無料通話アプリのSkype、

メッセージアプリのLINEなどでお馴染みの技術です。 

ビットコインの場合は、過去のすべての取引の記録を、

どこか1カ所にまとめて保管するのではなく、世界中に散らばった不特定多数の

コンピューターが同じ取引記録を保存することで、誰かが勝手に改ざんしたり

できないように、相互にチェックをして安全性を確保しているわけです。

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【いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン】84 P2Pネットワークで分散処理


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