ネジの形状、フィルムの感度、コンテナのサイズなどの工業規格から、
品質管理のマネジメントシステムまで、世界で統一ルールを作って
国際取引の円滑化を図るISO (国際標準化機構)で、ビットコインの標準化の議論が進んでいます。
世界各国の通貨は、ISO 4217で規格が決められています。
日本円を「JPY」、米ドルを「USD」、ユーロを「EUR」と表記するように、
それぞれの通貨を3文字のコードで記述するための国際基準です。
世界中の銀行システムはISO 4217を満たす必要があるため、
ビットコインがISO 4217に採用されると、技術的には、世界中の銀行システムが
ビットコインは使えるようになります。
例えば、ビットコインを日銀ネットワークに送ることができるようになるので、
仮想通貨が、今まで以上に既存の金融システムと融合する可能性が出てきます。
その意味で、ISO 4217に採用されるかどうかは、ビットコインが
さらに普及していくための1つの試金石となっています。
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【いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン】108 ISOで標準化の議論が進む
Posted in: いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン
– Posted on 2020/06/15
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