もともとベンチャー投資の世界は、当たるも八卦当たらぬも八卦と言う面が強く、
どの会社が本当に伸びるか、専門家にも正確な予測は困難です。
そのため、スタートアップ専門のインキュベーター「Yコンビネータ」では、
ある程度セレクションをした後は、一律20,000ドル前後の小額の出資をして競わせ、
わずか1社か2社の大成功にかける投資モデルを採用しています。
オンラインストレージの「Dropbox」や、民泊マッチングサービスの「エアビーアンドビー」のように、
数年に1度、投資先が大化けすれば、それだけで全ての資金を回収できるわけです。
ダオもどうせ成功確率はわからないと言う前提で、最初は全張りしながら、
時間の経過とともに、成功確率が上がった会社については出資額を増やし、
逆を減らしていくと言う判断を、参加者全員の集合知によってシステム的に行うところが
画期的で、もはやファンドマネージャーも入らず、「資本主義の新しい形」ともてはやされました。
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【いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン】115ベンチャー投資は予測できない
Posted in: いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン
– Posted on 2020/06/16
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