同じように考えていくと、ファイナンス周りでは、確定申告や納税のための
プラットフォームが出てきたり、保険のためのプラットフォームが出てきたりするでしょう。
ニーズがあるところなら、必ず誰かがその穴を埋めに行くからです。
ただし、フィンテックでは、既存のビジネスで人間が行っていた作業を
できるだけ自動化して、コストを劇的に下げると言う力学が働くため、
既存のビジネスで1000人必要だったりすると、同じ機能を実現するのに
数人から十人いればいい、と言うことになります。
そこが極めて革新的なわけです。
例えば、両替商と言うのは、昔は窓口でしか業務ができなかったので、
全国に専用窓口が必要で、そのためにも雇わなければいけませんでした。
しかし、今はパソコン1台あればウェブサイトやアプリを作ることができるし、
できたアプリはクラウドに置いておけば良いので、運用も数人いれば充分です。
フィンテックに限らず、テック系のベンチャーと言うのは、そういうサイズ感で動いています。
人件費もかからないし、サーバーにも安くなって数十万円で済んだりだりするので、
利益率も既存ビジネスと比べると極めて高くなっています。
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【いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン】128フィンテックの進化は既存の金融ビジネスの変化をなぞる
Posted in: いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン
– Posted on 2020/06/19
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