【余命三年時事日記】04アメリカの苦慮と対日感の変化

中国や北朝鮮だけでなくアメリカも日本国民が目覚めてしまうと困る国なのだ。

戦後政策がアメリカの慈悲でも正義でもなく、単なる自国の利益のための

ご都合主義だったと言うことを日本国民が知りつつあることにアメリカは苦慮している。

20年ほど前になるが、ある機会があって聞いた米海軍将校の話。

 「自分と同期の海空軍の日本海軍空軍と戦った者は、

日本軍に対し皆、今も恐怖心が拭えない。

欧米の国家は紛争戦争の歴史。

その解決はほどほどのところで抑えるルールがあった。

そうしないと次のリベンジの時大きく復讐されるからだ。

ところが日本との戦争については、まず原爆投下からの1連の復讐的対応をしてしまった。

全く罪のない10万、20万人と言う女、子供、非戦闘員を殺したのだ。

戦争だったから仕方がないと日本人全てがそれで終わりにしてくれるだろうか。

復讐など考えないだろうか。

実際に戦後20年原爆投下に関し復讐を思わせるような兆候は一切見られないが

我々欧米人にしてみればそれはありえないことだと思う。

だから今まで通り、これからも日本の再軍備についてはコントロールしていく必要があると考えている。

航空機は作らせない。

大型艦船、空母は装備させない。

中国、韓国、北朝鮮が核を持っても絶対に日本には核武装させない。

これがベーシックだ」これが戦後60年を経たあたりから大きく変化してきた。

平成22年、全く違う日米4件のニュースソースから奇しくも同じような話が入ってきた。

1990年代には米軍の対戦経験者は退任し、日本との戦争を知らない世代となり、

以来徐々にアジアの情勢の変化、特に中国に対抗するため日本の武装強化を

考えるように変化してきたと言うことである。

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