今後数十年間の中国の行動に当てはまると思われるケースを選べ。
①「現状維持」国家として、経済発展と平和的台頭、国際秩序の責任ある担い手になる機会のみを追求する
②「現場変更」国家として、経済成長と軍事力を領土拡大とアジアにおける影響拡大に利用する
本章の問題を持って、いよいよ、「米中戦争が起きるか」と言う問題の核心に迫ることになる。
正解が1の場合、つまり、中国指導部が盛んに強調しているように中国は経済発展と
「平和的台頭」のみを望んでいるとすれば、衝突の可能性は極めて低くなる。
一方、正解が2の場合、つまり、中国が力によってアジアで領土を拡大すると
ミアシャイマー教授が警告しているように「地域の覇権国家」になろうとしているとすれば、
その現状変更主義的かつ有害な意図は必ずや(全面戦争とはいかないまでも)
軍事衝突を招くだろう。
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【米中もし戦わば】007-1第5章中国共産党の武力侵略問題
Posted in: 米中もし戦わば
– Posted on 2020/09/04
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