中国の対艦弾道ミサイルのインパクトを正しく理解するために、
まずはミサイルの基本についておさらいしておこう。
通常型弾頭ないし核弾頭を搭載するミサイルには、原則として次の2つのタイプがある。
推進力は、通常はロケットではなくエンジンである。
巡航ミサイルは大気圏から出る事はなく、飛行中常にエンジンから推進力を得る必要がある。
感知されることを防ぐため、地球の輪郭に沿って低空を飛行することが多い。
これに対して弾道ミサイルは、通常はロケットによって打ち上げられ、大気圏外で準軌道飛行に入る。
この希薄大気の中を、弾道ミサイルはほとんど燃料を使わず、長距離を飛ぶことができる。
(価格は普通巡航ミサイルのほうがずっと安い)。
目標付近に到達すると、弾道ミサイルは自由落下して大気圏に再突入し、
その過程で致死的な高速を獲得する。
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【米中もし戦わば】010-2、巡航ミサイルと弾道ミサイルはどこが違うか?
Posted in: 米中もし戦わば
– Posted on 2020/09/11
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