現在、日米の間で共通の認識としているのが、中国が軍事的に
「短期高烈度決戦」による局地戦での勝利を追求していると言うことです。
これは、核を除くあらゆる手段で攻撃してくると言うことを意味します。
そして、その最初のターゲットとなるのは、尖閣諸島も含まれる
「第一列島線」と呼ばれるところです。
中国が勝手に、自分たちが防衛ラインとする「線」を2つ地図上に引き、
1つを「第一列島線」、もう一つは「第二列島線」として、
そこから内側を自国の権益と考えているのです。
つまりこのラインは戦力展開の目標ラインであると同時に、
対米貿易ラインでもありますこの第一列島線、第二列島線に関しては、
次の第二章で詳述することにします。
第一列島線は、中国にとって極めて重要な防衛ラインと言う位置づけになります。
これ以外に、絶対に敵を入れてはいけないわけです。
したがって、尖閣諸島はもとより沖縄も支配下に置かなければ、
北京は「中国の安全は保障されていない」と考えたのです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【日中もし戦わば】「第一列島線」と言う中国のバリケード
Posted in: 日中もし戦わば
– Posted on 2020/12/23
コメントを残す