【日中もし戦わば】「第一列島線」と言う中国のバリケード

現在、日米の間で共通の認識としているのが、中国が軍事的に

「短期高烈度決戦」による局地戦での勝利を追求していると言うことです。

これは、核を除くあらゆる手段で攻撃してくると言うことを意味します。

そして、その最初のターゲットとなるのは、尖閣諸島も含まれる

「第一列島線」と呼ばれるところです。

中国が勝手に、自分たちが防衛ラインとする「線」を2つ地図上に引き、

1つを「第一列島線」、もう一つは「第二列島線」として、

そこから内側を自国の権益と考えているのです。

つまりこのラインは戦力展開の目標ラインであると同時に、

対米貿易ラインでもありますこの第一列島線、第二列島線に関しては、

次の第二章で詳述することにします。

第一列島線は、中国にとって極めて重要な防衛ラインと言う位置づけになります。

これ以外に、絶対に敵を入れてはいけないわけです。

したがって、尖閣諸島はもとより沖縄も支配下に置かなければ、

北京は「中国の安全は保障されていない」と考えたのです。 

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