【いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン】95もとの所有者の許可なく送金される事は無い
「AさんからBさんへ〇〇BTC移動する」と言う取引記録には、
もとの所有者であるAさんの電子署名によって鍵がかけられています。
Aさんの公開鍵で復号すれば、間違いなく「AさんからBさんへ〇〇BTC移動する」と
言う取引の中身を確認できます。
言い換えれば、元の所有者であるAさんの許可がなければ、
誰に対しても「Aさんから〇〇BTC移動する」することはできないと言うことです。
ただ、この状態では、Aさん本人なら「AさんからBさんに〇〇BTC移動した」と
言う取引を勝手になかったことにして、「AさんからCさんに〇〇 BTC移動した」
ことにできてしまいます。
そうした二重払いや不正操作を防ぐために、ここの取引は第三者の手に手によって
チェックされ、間違いなく「AさんがBさんに〇〇BTC送った」ことが確認されて
初めて取引が成立します。
この第三者による確認作業があるからこそ、ビットコインによる送金の安全性は
保たれているのです。
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