長期間運用し続けてくると段々EA(ストラテジー)の癖がわかるようになります。
ナンピンマーチンなら資金に対してここまでのロットなら破綻しない。とか、
時間限定エントリーなら、月間プラスとマイナスが交互に来るが二か月平均ではプラスになるとか、
ブレークアウトなら3ヶ月連続でマイナスになる時もあるが、その後逆転する場合もある。とか。
それは使い続けてみないとわかりません。さすがに3ヶ月連続でマイナスになるものは外します。
いま現在では一番多く金額が動くのは先物ですが、その戦略(ストラテジー:操作ファイル)が
自動売買で利益が出るかどうかは別にして、ストレスのたまる売買かそうでないかがあります。
先物のひとつは、MACDを利用した独自の関数をつかっていますが、良くだましに引っ掛かります。
天井で買い、底で売り、これを何度も繰り返し、往復ビンタになりますからうんざりします。
もう一方のストラテーは二つの異なる種類の先物のサヤ(値幅の差)を計算してエントリー、
イグジットしますので売買損が大きい時はHOLDしてスルーします。これが例えば下降局面で、
一時的に上昇した時に買いを入れたならどん底まで落ちていきますから待っても長期間値段が
戻りませんのでどんどん含み損が増えて最後にはぶん投げるという去年の五月のような目に遭います。
しかし、この二つの先物の差で判断するのではサヤが戻る事が往々にしてありますから、
待つ事ができます。(戻らないと判断して投げる事もまれにありますが。)このぶんだけ
損失を取り返すチャンスがあるので勝率が高いという事になるでしょう。
利ざやで益を上げますから利自体はそれほど大きくはありません。
いずれにしても負ければ取引量を減らし、勝てば増やす。ということに変わりありません。
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