最近Expert Advisor、パラメーターの設定でpipsの頭があるので、「30pips」の利確、TPを
がんがえて「30」と入力してデモEAを動かしてみると、実際には3pipsで利確してしまうEAがあった。
はぁ?これは1/10になっているのか?とその十倍の値で入力し直すことに。
世間では呼値の増があったと聞いたことがったのでその影響かなとおもえたが、
この記事を見てなるほどとおもった。
設定でしばらくは混乱するかもしれない。
http://fx.pakunserv.net/trade-5digit-metatrader-ea-program/からの引用
ドルを基準にした取引通貨の単位が、5桁なのか、4桁なのかで、5桁の業者を
「5Digit業者(5 digit brokers)」と呼びます。
上図を良く見ると日本円を基準にした取引通貨の単位は、上が3桁、
下が2桁になっていることが分かりますね。
従来、2桁、4桁が主流だったFX取引におけるレートを、もう1桁細かい単位で行うような業者
(特に海外系の業者が多いですね)が増えてきています。
これは、業者間のスプレッド競争における差別化の側面もあり、
従来は、スプレッド2pipsとうたっていたのを、さらに細かく、
スプレッド1.7pipsとうたうようになってきたためでもあります。
この1桁の表示の違いですが、この違いが、Metatraderによる取引、
とくに自動売買を行うEAの動きには重大な影響を及ぼすことがあります。
どんなに優れた戦略であっても、桁が違っていては、判断につながる計算が
正しく行われるわけありませんからね。
MetatraderでDigitが重大な影響を及ぼす箇所
Metatraderでは、値動きの最小単位は「point」で表現します。
それに対して、「pip」は取引の最小単位ですので、ドル基準の場合は0.0001円
(小数点以下4桁)、
日本円基準の場合は0.01円(1銭)(小数点以下2桁)となります。
つまり、従来は「1pip=1point」だったのが、5Digit業者では、
「1pip=10point」となっていることになります。
MetatraderのEAプログラムの中では、単位「point」を使ったものも多いため、
この桁数を考慮していないプログラムだと、全く想定していない動きをすることに
なってしまいかねません。
そのため、EAを使用した自動売買を行うときは、お使いになる業者ごとに、
デモ環境などで十分にテストしてから、実戦投入されることをお勧めします。
また、稀に、デモサーバと本番サーバでは桁数が異なる業者もありますので、
Metatraderの画面できちんと確かめてみましょう
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