中国海軍
中国海軍の実力
川村純彦、日本新唐人コメンテーター 張陽
intercontinental ballistic missils
──────────日本新唐人コメンテーター 張陽
今日は川村研究所の代表でいらっしゃいます、川村純彦先生にお越しいただきまして、
今日よろしくお願いします。
──────────川村純彦
よろしくお願いします。
──────────日本新唐人コメンテーター 張陽
今日のテーマはですね、中国海洋進出とアジアの安全保障情勢ものなんですけど、
今年の4月にですね、尖閣諸島の周辺海域にですね、中国の海警局の船二隻侵入してきたんですけど、
今年だけでなく過去の五、六年ですね、ほぼ毎年何百回も領海侵入をやってきたんですけど、
中国の目的は、どこにあるんでしょうか。
──────────川村純彦
今年1月からだけでなく、特に去年の9月あたりからですね、中国海警局の要するに、
警備船、これがですね数を増やして、日本の尖閣諸島の周りの領海に侵入するケースが
増えてきました。
それまでは三隻の公船がだいたい月3回くらいのペースで2時間くらい日本の領海に
入ってきては出て行く。
と、こういうペースを繰り返していたんですけど、これが月3回というペースは
そのままなんですけども、三隻から四隻に増えたそうですね。
それだけ中国は日本の領海に入ってくるこれを非常に重視していると行動を取り始めたことですが、
これはですね中国が、何を狙っているかというと、日本が要するに日本が持っている領海にですね、
中国の政府の船を入れることによって、これは中国の主権もあるんだよということを示したいんですね。
00:02:23
そこで中国が主権を行使している実績をずっと積み上げたいわけですね。
それで定期的に繰り返し、要するにいつもやっていますよと。
示し続けている。
──────────日本新唐人コメンテーター 張陽
それは明らかに不法侵入ですから、追い出せばいい。日本側からですね、
追い出す行動は。
──────────川村純彦
これはですね、それは残念ながら日本にはいまそういう法律はありません。
00:02:57
要するに領海等に入った場合には、そういう政府の公船、公の船ですね、
これに対して色々な実力を行使してこれを追い出すことはできません。
──────────日本新唐人コメンテーター 張陽
それ自分の領海なのに、相手の公船を追い出すことができない。
──────────川村純彦
ええ、武力を使ったりですね、こういうものをつかっていまのところできません、法律上。
──────────日本新唐人コメンテーター 張陽
これは自衛行為ですから。
──────────川村純彦
要するに海上保安庁が手出しできない状況なんですね。法律に縛られていますから。
警察と一緒なんです。海上保安庁というのは治安機関ですから、
要するに法律に従って国内におけるその、違法な行動を取り締まる、
あるいは犯罪を取り締まるという任務なんですね。
これは中国がアラビア海に違法な行為をしているのですけど、
犯罪として取り締まることができないんですね。
よその国の政府の船ですから。
そうすると力で追い出すこともできない。
そのための法律ができてないというということが大きな、
──────────日本新唐人コメンテーター 張陽
なるほどね、それならまず法律を変えなければいけないんですね。
──────────川村純彦
そうです。領域を警備するための、例えば領域警備法とか。
そういう時にはある程度、そのある程度武力を使ってもいいですよ。とかね。
現在海上保安庁の能力が及ばない事態にたいしては海上自衛隊に対してですね、
海上警備行動という命令を下すことができるわけですね、軍艦ですよねいわゆる。
しかし、海上警備行動もですね、海上保安庁の能力の足りない部分を補うということです。
出てきますので、従ってそこに適用される範囲はですね、軍艦としてではなくて、
あくまでも警察機関。従って勝手に武器を使うこともできない。
それから正当防衛とですね、明らかに相手に見合ったような力でないと使えないという、
そういう障害がありますので、非常に難しい問題があります。
00:05:23
──────────日本新唐人コメンテーター 張陽
たしかに、日本これからね、自分の指揮権を守るためにまずね、法律変えなければいけないと思います。
──────────川村純彦
法律の大元であるですね、日本国憲法がですね、要するに平和と正義を愛する、
諸国民の公正と信義に依頼して、依存して生きていこうと決めたわけですね、
しかしそういう諸国は日本の周りには一つもないわけです。
この現実をしっかり認識した上で、新しい法律をこれに対応できるような法律を
作らないとこういう状況は解決できないと。
いうふうに思います。
──────────日本新唐人コメンテーター 張陽
わかりました。中国は海洋進出をですね、ずっとわたっておりまして、
その野望をですね昔から多分抱えていいたと思いますけれども、
具体的にいつ頃から海洋進出しようとし始めたんですか。
90年代でしょうか。
──────────川村純彦
そうですね。90年代のですね、後半だと思います。
そしてですね特に習近平が12年か13年、言いましたね国民に対して、
中華民族の偉大な復興、そして、海洋強国になるんだと。
海洋大国でなくて海洋強国、要するに軍事力を持って強い海軍を作るんだということを
はっきり宣言したわけですね。そして猛烈な勢いで海軍力を作り始めたわけです。
潜水艦、航空母艦、(この部分が聞き取れない)それから海上保安庁の理想とする
海警局の警備艦が、警備船も日本の保安庁の②倍以上の数になっています。
──────────日本新唐人コメンテーター 張陽
で、今日本国内にですね、このままほっておきますと、中国に取られるのではないかと、
まず尖閣諸島、次は沖縄、その次は日本。
日本中共の属国になっちゃうんじゃないかという心配あるんですけど、
でも中国の海軍の実力見てみますと、おそらくその実力ないんじゃないかと思うんですけどね、
で、日本取ることもしかしたら無理じゃないかと思いますけど。
──────────川村純彦
あの、私はまず絶対に不可能だというふうに考えています。
二つ大きな理由があります。一つは中国軍が抱えている地理的な、
ようするにせいいがくじょうのの(変換する漢字がわからない)問題ですね。
ここの後ろの地図を見ていただきますと、良くお分かりいただけますように、
これ中国大陸ですね、日本、台湾、でこの沖縄の諸島、
これによって出るとみんな囲まれている、外洋でもね。
地理的にそれからここの台湾、唯一と言っていいバシー海峡。
台湾とフィリピンの間の。
これも止めようと思えばアメリカはいつでも止めることができる。
要するに地政学的なハンディキャップが一つあるということ。
それと海軍強国になろうとしたんですけれども、それを阻害する大きな要因を抱えているわけです。
それは軍事技術の問題ですね。ひとつは、空母を作りましたね。
これも全く意味がないと私は思います。たとえば遼寧号。
飛行甲板が反ってますね。スキージャンプ式と言いますけれども。
これはアメリカの空母は、真っ平らなんですね。
ただし甲板にカタパルトと称しまして、一機飛行機を発艦させるときにパチンコみたいな、
ゴムで引っ掛けてボーンと打ち出すような装置を持っているんです。
自力で飛行機が上がるんじゃなくて、船が持っている大きな蒸気とか、
あるいは電磁力の力によってはじき出しているわけですね。
したがって100メートルくらいし甲板ないですよ。
飛行機が滑走する甲板。あの飛行機は30トン以上あると思うんですけど、
30トン以上あるものがですね100メーターくらいの間位にね、
飛行機が上がる速度が300キロくらい加速しなければ、
そうするとね自力じゃ無理なんですよ。
そうしますとねカタパルトがなかなかできなかった。
これは大変な技術なんです。
簡単に弾き出すと言っていますけど、これができたのが1949年ですね、
朝鮮戦争、44年か、朝鮮戦争の頃ですね、ジェット機が出てきまして、
これ航空母艦に積むようになった。非常に重い飛行機だからなかなか上がりにくい。
ということでカタパルトが開発されて、アメリカはそのとき航空母艦に載せたんですね。
そして使ってみたんですが事故が続きました。
そして海軍の事故率がですね、空軍も同じように飛行機を飛ばしてるんですけど、
00:11:08
事故率がはるかに高かった。1944年ですよね。
49年からですねずーっと事故率が多くて、空軍の事故率に比べてはるかに高かったんですけど
飛行機の事故率が空軍より低くなったのは1988年、約40年かかっていますね、
その間に飛行機は12000機事故で無くなっています。
これはベトナム戦争、朝鮮戦争も入っていますけど、
この鍵はねアメリカ軍ほとんど脅されていないんですよ。
──────────日本新唐人コメンテーター 張陽
そのくらいの犠牲を払っているわけですか。
──────────川村純彦
それと事故で死んだ数が9800人。
これくらいの人命と飛行機、犠牲を払い長い時間をかけて、
開発した技術なんですよ。それだからどんな天候の中でも、真夜中真っ暗ななかでもね、
飛行機が
上がっていくんですよ。安全に降りてこられるんですよ。
これをソ連が冷戦以前にこれをなんとか手に入れようとしたけども、できませんでした。
フランス海軍が原子力空母を作りました。
フランスって国はハナからアメリカをバカにしている国ですから、
何にも習うものないって言っていたんですけど、カタパルトだけはアメリカから買いました。
シャルルドゴールという航空母艦。
従って大変な技術なんですよ。中国が誰も教えてくれない中で今から一生懸命やっていますけど、
まずこれはおっつかない。アメリカが40年かかったものを、それと、
技術の面で大事なことはね、中国ってコピー国家ですよね、
なんでもよそのいいものを持ってきて全部分解してバラしてみて、
これが自分でものにできないものがあるんです。それはエンジンです。
飛行機、それと船のエンジンですね、いま、こういうエンジンはカスタービンエンジンです。
非常にこの何千度という中で燃料吹き付けて燃やして、
タービンを回して高速で出してですね圧力を作ってエネルギーを取るわけですけど、
そうしますとね、
00:13:54
非常に高温高熱ですから、普通の金属ではダメなんですよ。
これは非常に特殊の金属であると同時に、これはね鍛造の技術ですね。
ようするに日本流でいう刀鍛冶の技術、熱して冷ましそして叩きね、このノウハウがすごいんですよ。
中国も同じ原料を分析して、同じもの混ぜて焼いてもできないんですね。
従ってそういう形でエンジンを作っていますから、事故がJ-15なんてのは、事故続きでしょ。
ほとんどまだ遼寧の飛行機安全に飛べてないというのが実際ですね。
それから船自体のエンジン、これもガスタービンエンジンですから、
国産でいいのができないから、思い切ってスピードが出ない。
スピードが出ないと早く走れば飛行機が安全に上がれるんですけど、それもできない。
問題抱えていますね。技術とか、今言いましたのが技術ですね、
地政学的なハンディキャップとか、海洋国たりえない宿命にあるんだと私は思います。
──────────日本新唐人コメンテーター 張陽
その地政学的に見るとですね、尖閣諸島しばしばですね、日本領海侵入してきている目的はですね、
海洋進出の出口を作ろうとしているわけですか。
00:15:36
──────────川村純彦
そういうことですね。ここを出ることが非常に大事ですから。
ここを取らないと、安全に出ていけないわけですよ。
それをがっちり押さえているのが日本であり、台湾ですよ。
──────────日本新唐人コメンテーター 張陽
最近中国南シナ海に人工島作ったんですよ。作りつつあるんですけど、で、
あそこに滑走路できるているかどうかわかりませんけど、私はですね海のど真ん中にですね、
一つの滑走路作っても
軍事的な利用価値あまりないんじゃないかと思うんですどけど、もし有事のときですね、
ミサイル1発で壊すことできるんですから、ですからそこに人工島作る意味ないんじゃないかと
私思うんですけど。
先生どう思っていらっしゃいますか。
──────────川村純彦
そこは中国にとって大変な意味があるんですね。
確かに軍事的にいざとなったときには、1発の爆弾で滑走路に穴が開けば使えなくなります。
これは意義がありません。
ただそれに至る前の、今のような状況、平時あるいは冷戦で緊張が高まって
戦争でない状態では、これはですねあそこひとつひとつの基地にレーダーを作り
飛行を置き整備場あるいは港を作りですね、することによって
あそこに自分のところの飛行機なり定期船が行動ができるわけですね、
そうしますと周りの国々同じようなことを主張している国々の領有権争い、
というものに対して非常に有効なんです。
従って軍事的には言われる通り、ご指摘の通りだと思うんですけども、
それに至る段階においては中国にとっては非常に大事な、その一帯を自分のものにしたい。
特に南シナ海はですね、非常に大事な意味があるわけです。(力が入っている言い方)
ここですけどね、1996年に台湾海峡キーってのがありました。
李登輝総統が、第1期目を終わられて次に総統選挙があったわけですね。
その時に初めて国民による自由選挙で選ぼうということになったわけです。
その時初めてですよね。
00:18:00
──────────日本新唐人コメンテーター 張陽
そうです。
──────────川村純彦
その時に、中国が大反対をして絶対にこれを許さないと。
いうことで台湾の周りにミサイルを撃ち込みました。台北南の方に。
台湾海峡危機ですね。
この時にアメリカこれを許さない、抑えるために航空母艦を2隻出しました。
──────────日本新唐人コメンテーター 張陽
当時はクリントン政権ですよね。それ、慎重派ですけどね。
──────────川村純彦
だけども、許せないということで、中国にやめろということで出したわけですよね。
その時に中国が、当時の軍部のトップの人がアメリカの外交官を呼んで、
もし航空母艦が来るようなことがあったら、
アメリカの西海岸に核弾頭つきのミサイルが飛んでいくよ。
という脅かしをかけたんですね。
この時にアメリカの方はですね、これを完全に無視しました。
というのはやるならやってみろと。実際に最後の勝負ですね、核を撃つか撃たないかという
、能力を持っているかもってないかできまったんですよ。
中国は持ってないから諦めざるをえなかった。ですから全部やめちゃったんです。
ミサイルのおどかしも。辞めざるをえなかった。
──────────日本新唐人コメンテーター 張陽
持っているか持ってないか、というか、技術持ってなかったんですか。
──────────川村純彦
なかった。
──────────日本新唐人コメンテーター 張陽
ICBMの技術ですか。
──────────川村純彦
ICBMは意味がないんですよ。ICBMは先制攻撃あるいは迎撃されますよね。
飛行機に積んでいるミサイルなんかに落とされます。ところがこれ大事なことは、
潜水艦に積んだミサイルなんですよ。潜水艦に積んだミサイルは、水の中に潜っていますから、
たとえ自分の国が全滅しても、生き残っていますよね。必ず報復ができるわけです。
相手に対して。これは核報復力。絶対に信頼できる報復力なんですよ。
当時の中国はそれがなかった。なかったんですよ。ですからアメリカがやるならやってみなと、
言った時にあきらめるざるをえなかった。
その時に中国が学んだ教訓というのは三つあったとおもうんですよ。
ひとつは航空母艦が非常に怖かった。自分も持たなくてはいけないな大国としては。
ということだったと思います
。ふたつめはね、こんな怖いもの絶対に近寄せるようにしたらダメだ。
近づけないようにすべきだ、それが出てきたのが、接近阻止、領域拒否。
いわゆるA2ADという戦略ですね。アメリカの空母が近づくのを拒否、
あるいは東シナ海、南シナ海を自由に行動するのを拒否しようというその軍事力を
自分で持とうとしたわけです。それに出てきたのが対艦弾道ミサイルとか、
南シナ海の内海化といいますかね、自分のものにしようという動きですね。
00:21:32
三番目の大事なことですが、絶対に信頼できる報復力を持つべきだということですね。
それはなにかというと、潜水艦です。現在だから中国は、それを持とうとしたわけです。
──────────日本新唐人コメンテーター 張陽
中国潜水艦はあるじゃないですか。
──────────川村純彦
ところが、出てきたら全部やられます。まずこの列線は日本とアメリカが守ってますから、
──────────日本新唐人コメンテーター 張陽
潜水艦は出てくることができますか、潜って海面の下から。
──────────川村純彦
下からでも探知されます。それがすごいです。
(質問者はケーブルセンサーのことを知らないようだ)
──────────日本新唐人コメンテーター 張陽
魚雷を発射されたら一発で終わり?
──────────川村純彦
ええ、終わりです。ですからねそれで、昔の話から言いますと、冷戦時代。
ソ連もアメリカと張り合っていたんです。アメリカとソ連お互いに持っていたんです、
潜水艦のミサイルを。当時ソ連の潜水艦はミサイルの距離が短いからのこのこでていって、
アメリカの西海岸の近くまで出て行って、そっから狙ったんですね。
それをアメリカとか海上自衛隊の部隊が全部抑えたんです。
それを知ったソ連が、或る日突然変えたんです戦略を。
このオホーツ海にそういう潜水艦を出すようにしたんです。
こっから出てこないようになった。そしてここをしっかり守ったんですね。
ミサイルとか、陸上自衛隊が空軍…..
(このかた滑舌が悪く、語尾がしっかり聞き取れない時がある)
空軍の基地に飛行機をいっぱい置き、近づけないようにしたんです。
そしてここにミサイルを積んだ潜水艦を置いたんですね。
オホーツ海聖域論、聖域化したんです。
それを見ていた中国が、真似したんです。南シナ海を聖域にしようと。
潜水艦を開発したそれがジン級、安倍晋三の晋という字ですね。
これ今中国は三隻持っていますけど、海南島の….基地なんですけどね。
ここに入れて南シナ海をしっかり守ろうと。
これによって初めて、アメリカと対抗できる。これがないとアメリカと肩を並べる
超大国となりえない。これが中国にとっては必須の条件なんですよ。
その島々を守ることによって、平時から近づけないように守ることできわけでしょ。
自由な行動させないようにね。
──────────日本新唐人コメンテーター 張陽
南シナ海にこういう人工島作ることによって、周りの沢山の国取り囲んでいるわけですから、
みんな反対するじゃないですか。
(なんだかこのかたピント外れの意見やら勉強不足が目立つ)
──────────川村純彦
それはもうできないですね。アセアンという国10カ国ですけども、これはコンセンサスが
主体の団体ですからね、同盟でもなんでもない。合意ですから。
10カ国の中で1カ国でも反対したら、決まらないです。アセアンとしても方針が。
各個撃破で中国がフィリピンに莫大な援助をしたり、ベトナムに援助をしたりですね、
そういうことによって、そのまとまらないようにしているわけです。
──────────日本新唐人コメンテーター 張陽
まるめこんで、内部から分裂させようとしているわけですね。
──────────川村純彦
ですから、アセアンとしてこれに対抗することはできない。
それを防止しようとしているのはメリカと日本、あるいはオーストラリア、
最近はインドもこれはやらせてはダメだというふうに言っています。
──────────日本新唐人コメンテーター 張陽
インドは遠いですね。
00:25:34
──────────川村純彦
遠いですけど続いていますから。バシー海峡から、すぐ。
そういう意味でインドに取っても、南シナ海は大事だということで、それでそういうASEANみたいな団体が一緒になるのは無理ですね。やっぱり軸になるのは日米同盟ですね。
日本とアメリカの両国が一緒になって南シナ海しっかり守りましょう。
──────────日本新唐人コメンテーター 張陽
軍事の実力から言いますと、やっぱりアメリカと日本の、しかないと思うんですけど。
──────────川村純彦
そこで、期待しているのが台湾の周りの防衛ですね。これはしっかりお願いしたいと思います。
特にバシー海峡。哨戒は台湾でないとできないですね。近いですし。
そういう意味で台湾の過失(多分価値ではないか)特に南シナ海の防衛にとって非常に大事な…
台湾と日本の運命共同体って言われますけどねぇ。
──────────日本新唐人コメンテーター 張陽
この言葉最近すごく流行っているんですけども、運命協働というのは、
どういうところに運命一緒になっているんですか。
──────────川村純彦
中国の海外、あの、覇権を求めて拡大してきているわけですね、
海からずーっと出てきているわけですね。
この海洋における膨張を阻止できるのは日本と台湾だけしか、
この地図見ても先ほどから言っている通りですね。
ここで台湾が抜けたら日本いくら守っても意味がありません。
日本が負けたら台湾ここで頑張っても、実際には守れなくなっちゃいます。
00:27:31
そういう意味で中国の進出を、、
正式な国交を結べられてないので非常に残念なんですけれども、
──────────日本新唐人コメンテーター 張陽
それはねぇ、アメリカの態度とかアメリカの立場ですね非常に大事なんですけど、
最近ねぇ、二月の七日にですね、トランプさんが習近平に電話会談して、
一つの中国を認めますというね、中国はものすごい喜んでいたんですよ。
台湾は少し落ち込んでいたんですけど、最近アメリカですね自由ヨウクドルの(10億ドルか)
武器ね一気に台湾に売却したと。台湾すごく喜んでいるんですけれども、
ですから、トランプさんは中国と台湾の間に非常にバランス取りながら、
こういう両国の関係を処理しているような気がするんですけれども、
アメリカの態度非常に大事ではないかと、私は思うんですけど。
──────────川村純彦
トランプは非常に予測不能といわれましてね、今非常に大胆に政策を転換、
戦略を転換していますけれども、北朝鮮のミサイル脅威が非常の大きくなったんで、
中国を利用して、中国にしっかりこれを抑えてくれよと期待したわけですけれども、
期待した成果が現れていないしね、
最初に会った時の百日という約束だったんですけど、これほとんど成果ないということで、
あきらめてます。したがって本来アメリカがとってきた路線に戻ってきたと思います。
アメリカの戦略にとっては台湾の価値の方がはるかに大きいんですよ。
中国というのは現状を破壊する勢力でしょ。
あとから出てきた後発国家で。今ある平和の状態をぶち壊して自分の居場所を
ずっと広げていかないと生きていけない国ですから。
そういうものに対していまある平和と安全の子いう状況をしっかり守るというのが
アメリカの基本的な姿勢ですからね。
これ一時的に中国に色目を使ったとしても、これあまり心配する必要ないと思います。
本来返って台湾の重要性ってのは今回よくわかったんじゃないかと思います。アメリカも。
──────────日本新唐人コメンテーター 張陽
これね、私はですね最近ですね、過去の数十年間ですね、中国は日本と信奉してきて、
(これにあてる漢字がよくわからない)蚕食しているんですよ。
正直言いますと。ですからこの意味では台湾と、日本は同じ運命にあるじゃないかと。
つまり、中国に蚕食される恐れがあるかという観点からね、
みると、それは運命にあるじゃないかと思うんですけど、日本は中国の属国になるという、
私ね、だめながらなりつつあるんですよ。
なぜかと言いますと、中国ね軍事的日本とろうとしているわけでなくて、
イデオロギー的にとっているわけですよ。日本社会に浸透してきて日本のマスコミを占領して、
で、自分のイデオロギーですね日本社会に、あっと、日本マスコミをとおして、
日本社会に伝えているわけですよ。日本人多いに汚染されているわけですよ。
私いつも考えているんですよ。もし、将来8割の日本人ですね、
みんな中共のイデオロギー受け入れるこになるならば、
もう完全に軍事力、武力行使しなくてもですね、もう完全に中国の属国になっちゃうわけですよ。
ですから保守派達の皆さんにですね、やっぱりその真相を伝えていただいて、
日本社会に精気(生気?)を取り戻す、ことを期待しているんですよ。
これ一番大事じゃないかと思うんですけど。
00:31:22
──────────川村純彦
はい、中国にいかに有効に立ち回るか、あるいは中国の膨張を防ぐかという
はっきりした戦略などを示せてないからですね、
しかし二年、おととしその前か、秋からですね日本が大きな戦略を転換しました。
あたらしい防衛計画の大綱を作ってですね、これは中国に対して大変効果ある戦略になると、
これはですね、将来完全に中国を封じ込めることができる戦略、
というのはここの、どういうことかというと沖縄をはじめとする、
沖縄諸島の防衛を強化するということ、これをですね今までは、
海上自衛隊航空自衛隊が主力だったんですね。これ守りが、そうでなくなったんです。
陸上自衛隊が小さい島々に、ずーっと駐在して配備し、
その陸上自衛隊の対空ミサイルと対艦ミサイル、ええ、もう配備始まっています。
宮古島とか、奄美大島とか、島々に陸上自衛隊の増強配備が始まり、
その部隊を対艦ミサイル、船に対するミサイルですね、
それから飛行機に対するミサイルを持った非常に強い部隊ですよ。
と、近寄れないです。今までの日本の戦略はですね、
取られたら取り返すという戦略だったんです。
00:33:21
それまでは。そうじゃなくて島の守りをしっかりやります。
要するに国土の防衛なんですよ。
これを守ることによって、中国を完全に阻止できるんです。
そうしますとしっかりここを守って
固めた、台湾もお願いしますよ。ということになるんですよ。
しっかり守ってくださいよと。
アメリカ今フィリピンにやっていますよ。
フィリピンにアメリカの部隊を駐留させこれにミサイルを持った部隊を配備(語尾が聞き取れない)
それかアセアンの国々ともそういう協力、協定結ぼうとしています。
そうするとみてください完全にここ。
──────────日本新唐人コメンテーター 張陽
なるほどね、地図で見てみると台湾の場所非常に大事なんですよ。中国の軍内にもですね、
台湾は日本の生命線だと。言っているんですよ。
つまり中共は台湾の大事さ、も評価しているわけです。
──────────川村純彦
そういうことでね、こういう新しい戦略がビシッとできつつありますので、
軍事的なしっかりした自信がつけばですね、国民の信頼がさらに回復すると思います。
今まではそれがないまま、
やられるままはっきりしないまま、いつ来られるかわからない、はらはら…
──────────日本新唐人コメンテーター 張陽
そうなんです。で、中国の公船とか漁船とか、しばしば日本の領海に侵入してきた、
事件多いに報道すべき、日本社会ね産経ぐらい見ることできると思うんですけど、
以外のマスコミほとんど報道しないんですよ。
マスコミですほとんど中共に攻略されたじゃないかと私思うんですけれども。
そういうところしっかりやらないと。
──────────川村純彦
中国も上手いものですからね。たまにですねそれ大々的に報道されますけれども、
ある程度毎月など、そういう単位で来られますと、
もうまたかということでだんだん記事も小さくなって、
あるいは報道されなくなるということでね、そうことにつけ込んだ戦術だと、
これも中国の戦術だと思います。
──────────日本新唐人コメンテーター 張陽
みんな慣れているわけですからね。
──────────川村純彦
ただ現場ではしっかり対応していると思います。ただこれはですね、
先ほどちょっと申し上げました通り、去年の八月に尖閣列島に約230隻の中国の漁船が入ってきて
その時に15席の中国の警備船が入ってきたんですね。同時に。
それを日本の海上保安庁の巡視船が対応したんですけど、どんなに集めても12隻いないんですよ。
ですから15隻対12席では全部対応できない。
三隻は自由に行動、そうしますと漁船に対して日本の領海に入ってきて色んな漁業やるわけですよ、
その船を止めさせて中国の巡視船が行って、いろいろ監督したり、検査したり…
日本の領海の中でですよ。ということはここ明らかに、日本の主権に対する挑戦ですよね。
国家としてのね、そうしますと、これは..意味があるんですよ。
日本の海上保安庁が及ばないところでそういうことをやろうとする。
そういうための兵力を持ってきた。日本の領海の中で、
主権を行使したわけでしょ、中国が。そうしますとねこれを繰り返すことによって、
実績ができるわけですよ。日本に対する。日本の領海の中でね、中国もここでやってんですよと。
(このかた滑舌が芳しくなく文字起こしは手間取る)
──────────日本新唐人コメンテーター 張陽
中国の主権を行使することできるんですよ。領海の中で。
(こちらのかたもテニオハがちょっとおかしい)
なるほど、それをアピールしようと。
──────────川村純彦
それを積み重ねれば、いつもまにか、日本の領海じゃないんじゃないかということになっちゃう。
──────────日本新唐人コメンテーター 張陽
中国の謀略も、一気にマスコミを通じて日本社会に伝えるべきだと思うんですよ。
──────────川村純彦
ですからね、去年の八月でしょ、休漁開け、それまで漁しなかったところ、オッケーになった途端
バーッときたわけですけど、ことしも同じようなことが起こるんじゃないかと。
私は心配して..、やっていることは日本の主権に対する挑戦ですからね。
──────────日本新唐人コメンテーター 張陽
そうですね確かに。今日のアイズはこの辺で終わりにします。ありがとうございました。
──────────感想
特に真新しい記事はなく、ちょっと期待はずれの感じがした。
新唐人ということで期待したのだが。
滑舌の悪い方と、日本語を母国語にしない方のテニオハがはっきりしない対談で、
文字起こしに苦労した。
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