【文春砲】創価学会に激震!公明党の長沢広明氏の女性問題は自公連立にも影響か?
一議員の辞任で済まない事態になる模様・・“クールな政治”
寺島尚正(文化放送アナウンサー)、新谷学(週刊文春編集長)
──────────寺島尚正(文化放送アナウンサー)
人気雑誌の編集長や本の著者、人気のコラムニストや専門家をお呼びして、
おはようテラちゃん活動中でしか聞けない、とくダネ紹介していきます。
今朝は今日発売の雑誌週刊文春、お相手は週刊文春しんたにまなぶ編集長です。
新谷さんおはようございます。
よろしくお願いいたします。
さてまず紹介するのはラジオをお聴きのみなさんニュースでお分かりの通りですね、こちらいきましょう。
公明党復興副大臣が愛人と議員宿舎で週末同棲生活。
すでに報じられておりますように公明党の長沢広明復興副大臣がおととい党に離党届を提出しました。
そうして役員会で了承されています。
長沢氏は秘書と家族以外は議員宿舎に知人の女性を泊めたということについて、
週刊誌の取材を受けたと説明をしていました。
その週刊誌というのがしんたにさん週刊文春なんですね。
──────────新谷学(週刊文春編集長)
そうなんですよ。
展開が早くてですね、我々が日曜日の段階で長沢さんに確認の取材を直撃取材をして、
改めて書面で長沢さんと公明党の方に、事実確認のお願いの申し込みをして、
火曜日の午前中の山口代表の会見ですでに議員辞職となってしまったので、
火曜日といえば週刊文春の校了日でありまして、まだ私原稿を読む前の段階で、
もうすでに長沢さんお辞めになっているというものすごい速い展開に
ちょっと驚いてしまっているんですけどね。
──────────寺島尚正(文化放送アナウンサー)
文春側からしてみるともうちょっと粘って欲しかったという感じですか。
──────────新谷学(週刊文春編集長)
うーん、そうですね。
こちらに決められることでないんで、いつまで粘れとかやめろとか、
いうような立場ではないんですけど、それにしても取材しただけでやめてしまうとは、
普通記事の中身を確認した上で出処進退を判断されるのが今までのケースだったので、
そう意味ではこのスピードというのは、際立っているというか、驚いているというような状況ですね。
──────────寺島尚正(文化放送アナウンサー)
これはやはり新谷編集長、これまでの週刊文春の取材の仕方裏取りの仕方、
こういったものがわかっているから、あ、もうこれまで。
と思ったのでしょうね。
──────────新谷学(週刊文春編集長)
ま、そこね評価していただ得るのはありがたい反面、というか、向こうもありがたいと言われると、
公明党さんも怒っちゃうでしょうけど、まぁ、ちょっと驚きましたね何よりもね。
火曜日の段階でお辞めになってそれが記事になってしまっているという状況で、
だからと言ってですね、読者の皆さんにお願いしたいのは、改めてきちんと読んでいただければ、
たくさんの問題を含んだテーマでありまして、お辞めになっただけで済むような話ではない
ということは是非強調しておきたいなとおもいますね。
──────────寺島尚正(文化放送アナウンサー)
新谷さん公明党の長沢さんという人はどういう人なんですか。
──────────新谷学(週刊文春編集長)
公明新聞で、働いていた方で創価学会の会員の方でありまして、
何よりもポイントなのは創価学会と公明党との関係というのがありますが、
公明党というのはご存知のように自民党と連立を組んで与党、自公連立を組んでいて、
自民党から見た場合公明党の存在ってのは極めて大切であるということが前回の都議選の大惨敗で、
身にしみてわかったわけですね。
安倍総理にしてみても、公明党とはきちんとパイプを作っておこうと。
頼りにしているという存在なんです。
その公明党と自民党とのパイプの中でも一番機能しているホットラインと言われているのが、
菅官房長官と創価学会の佐藤さんという副会長さんなんですね。
その佐藤副会長が一の子分としてかわいがっている存在がこの長沢さんという副大臣でありまして、
要するに創価学会側が公明党に送り込んでいるお目付役というか、
佐藤さんから見れば非常に頼りにしている存在だったのがこの長沢さんであると。
00:04:41
──────────寺島尚正(文化放送アナウンサー)
そういうひとなんですね。
──────────新谷学(週刊文春編集長)
じつは、自公連立の中でもキーマンと言っていいような大事な立場大事な存在だった方なんですね。
だから単なる一議員の不倫では済まないという大きな亜流の一つがそこにありますね。
今後の自公連立のあり方にも少なからず影響を与える可能性も大きいと思います。
──────────寺島尚正(文化放送アナウンサー)
そういうことなんですね。
そうして今回この長沢議員のお相手の女性ってのはこれどういうひとなんですか。
──────────新谷学(週刊文春編集長)
この方は赤坂のですね、長沢さんが行きつけのサロンで働いているホステスのかたで、
30歳くらい年下の方で、うちの現場の記者によると剛力彩芽さんがちょっとぽっちゃりしたような
かんじだというふうに言っていましたけど。
──────────寺島尚正(文化放送アナウンサー)
その剛力彩芽さんをね、ちょっとぽっちゃりさせたかたに、議員宿舎を使わせていたということですね。
──────────新谷学(週刊文春編集長)
そうなんです。
先ほど単なる不倫ではすみませんよ。
といったことの理由のもう一つが、議員宿舎を使わせていたというところなんですね。
議員宿舎というのは、だいたい今回のケースだと千代田区内にありますけど、
都内の一等地にありまして非常に安い家賃で提供されているわけですね。
だいたいに三万くらいの家賃一ヶ月にですね、国会議員が自分の仕事のために、
必要だということから税金で補填するという形で、安い金額で提供していると。
であるから当然ながらご本人とご家族しか使っちゃいけないわけですね。
にもかかわらずこの長沢議員は、この女性まぁ愛人ですね、愛人の女性を、
泊まらせていただけではなくカードキーまで貸していた、女性はそのカードキーを使って
慣れたように毎週末のようにですね、長沢さんの宿舎をまさに週末同棲というように
タイトル打ったようにですね、週末になると訪ねてくるというような関係をずっと続けていた。
と、そういう意味でも罪深いなというふうに思いますね。
──────────寺島尚正(文化放送アナウンサー)
これまでも政治家が議員宿舎にこう、女性を連れ込んだ、なんて話はいくつかありました。
よくないことですけども。
不倫スキャンダルというのもたくさん報じられてきましたね。
しかし、公明党の議員のスキャンダルがこうやって報じられるというのはめずらしいですよね。
00:07:05
──────────新谷学(週刊文春編集長)
これも現場に調べさせたんですけども、おそらく初めてだと思いますね。
そこまではっきりとした形で不倫スキャンダルが報じられるのはですね。
それこそがまさに単なる不倫じゃありませんよという三番目の理由なんですけども。
公明党という党はですね、何よりも清潔さ、高潔さ、そして平和を愛するというのが、
党是でありまして、レゾンデートルと言っていいとおもうんですね。
清潔さというものがですね。
その公明党の議員さんがよりにもよって、不倫をしていたと。
しかも議員宿舎に女性を入れていてしかもカードキーも提供していてと。
さらにはその議員さんが自公連立において極めて重要な役割を果たす立場にあったと。
いう意味でこれは様々な問題を含んだ記事ではないかなと思っておりますので、
是非記事の方を確認いただければなと思います。
──────────寺島尚正(文化放送アナウンサー)
続いても政治に関するこちらです。
小池新党に関するこちら。
小池新党に希望はあるか。
ガラクタ市掃き溜め批判も。
安倍総理が解散を表明する3時間半前に急遽会見を開いて、
新党の立ち上げを宣言した小池都知事です。
新谷さんなぜこのタイミングで新党の顔として小池さんが前に出てきたんでしょうか。
──────────新谷学(週刊文春編集長)
ひとつには、もう任せておけないという気持ちだったんでしょうね。
まさに彼女がリセットと会見で言っていましたけれど、私がイメージしたのは
ブルゾンちえみ、、、みたいな感じで、
細野さんと若狭さんが〇〇みたいな、ついにこのまま任せておくわけにいかないと。
しかもそのウィズビーの二人と言ったら失礼ですけど、その二人が主導権争いをしていたりとか、
ちょっとこのてんでんばらばらな、若狭さんは第二民進党じゃないよ、
と細野さんをけん制するような発言をしてみたりとか、どうも足並みも揃ってないと。
そろそろ私が出ていかなければいけないタイミングだったのかなと。
思いますけどね。
──────────寺島尚正(文化放送アナウンサー)
どうでしょうこの新党、希望の党ですよね、野党議員以外もこの希望の党への合流を
結構考えているようですよね。
──────────新谷学(週刊文春編集長)
そうですね、実際自民党の副大臣も合流したりとか、様々な政党の方がですね、
次々に参集しているけれど、一つ大きな共通点としては、このまま行くと今回の選挙は厳しいなと。
危ないなという方がまさに駆け込み寺のようにですね、言葉は悪いですが見出しに沿った
掃き溜め状態というか、次々に集まってきているというような印象も、
無きにしもあらずで実際そうした批判をする方もいますね。
──────────寺島尚正(文化放送アナウンサー)
どうでしょう、政治家として優秀な人も合流あり得るんですか。
00:10:08
──────────新谷学(週刊文春編集長)
どうでしょうかね。
なかなか現状見ていても、小池さんが何を目指しているのかというのが、しがらみにとらわれないとか、
改革とかリセットとか言っても、具体的に何をどうしようとしているのか、
安倍さんとの違いはなんなのかというところが見えないので、そういう状況の中で
どんな方が今後集まっていくのかまだまだ混沌としていますね。
──────────寺島尚正(文化放送アナウンサー)
昨日の朝刊などには、日本維新の会と合流検討ですとか、民進党と合流も否定的ではないだとかですね、
いろいろ可能性があるようなかんじもしますし、一方では小池都知事自体が
都知事をやめるのではないかなんかというね、
──────────新谷学(週刊文春編集長)
それ自体は否定なさったそうですけども、実際都民からしてみれば東京都の仕事を
まずやってほしいと思うのは当然だと思いますし、東京都が抱える豊洲移転の問題はもちろんのこと、
2020年のオリンピックパラリンピックも含めてですね、本気で取り組んでいただかなければならない
問題がたくさんあるわけで、そうした中で新党を立ち上げて安倍さんと
対峙している場合なのだろうかという疑問を持つのも、うなずけるなあと思いますね。
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