変見自在
自分は週刊新潮が好きで毎週では無いですがたびたびよく買います。
その中でこの文、変幻自在を読んで、日本人は歴史を知らないなぁと思いました。
特に近代史です。
日教組を始めGHQが日本人に近代史を教えないように、また、アメリカとアメリカの都合の良い歴史、
WGIP(WAR guilt information program)がまた間違った歴史観、自虐史観を日本人に教えました。
無断転載なんですけど実際にこの週刊新潮買って載せているものですからまぁ多少はと考えています。
トランプは偉い。
孫文は犬養毅に趣味を聞かれ「女だ」と言った。
実際、蜂起に失敗して日本に逃げてきた時は15歳の浅田春と14歳の大月薫に縣想して妾と妻にした。
故郷には支那人の妻と妾がいると言うのに。
女にかまける合間には革命を語って梅屋庄吉ら人の良い支援者から大金をせしめて歩いた。
しこたま貯まると支那に行っては申し訳のように革命を試みる。
みな失敗して国外に逃げて、次の女と次のスポンサーを探した。
辛亥革命が起きた時もデンバーで遊んでいた。
一報を聞くとニューヨークに飛び、ロンドンに回って資金をかき集めていた。
孫文は革命を語るロリコン詐欺師とも言える。
そんな素顔を知りながら国民政府は国父と仰ぎ、毛沢東も「近代革命成功者」と尊称する。
南京郊外の中山陵の参道には五本の爪を持つ龍が描かれている。
皇帝並みの扱いだ。
なぜここまで高い評価を支那人が与えるのか。
それは1906年、神田の錦輝館での講演で語った三民主義にあるようだ。
彼はその中心に据えた民族主義について「漢民族を盟主に満州、モンゴル、回、チベット各族と共和を図る」
と言った。
清王朝の版図と盟主の座をそっくり漢民族が継承すると言っている。
聞いた残りの4民族は笑った。
清の時代、モンゴル、ウイグル、チベットは清朝と同盟関係にあった。
ただ漢民族だけは満洲族の奴隷の地位に置かれていた。
その証拠に満州人と漢人の通婚はご法度で、もちろん紫禁城の後宮に漢族の女は入れなかった。
昨日まで奴隷だったものが今度は盟主になると言い出したから笑ったのだ。
孫文はそれでも「五族共和」を語り続け、パリ会議の後には
「満蒙回蔵を漢民族に同化させることが我々の務め」とも言った。
習近平も含めて支那人は放っておけば尊大ぶって誇大妄想にふける癖を持つ。
孫文もその例に漏れなかったが、面白いもので米国人にもそういう支那人的なところがある。
同じ頃フィリピン総督に着いたヘンリー・スティムソンは「米国は国際社会のエリートであり、
白人の責務として劣等民族を米国の規範に従わせなければならない」と白い孫文を気取った。
彼はフーバー政権の国務長官につき、劣等民族に鑑賞を続けた。
中に米国をエリートだと見ない、白人が偉いとも認めない不埒な国家があった。日本だ。
日本が当時、満州から支那人の勢力を追い出し、溥儀を据えた満州国の建国を急いでいた。
スティムソンはそれを日本潰しの好機と捉えた。
孫文の版図継承説に立てば満州は支那領であり、日本が侵略国になる。
かくて世に言うスティムソンドクトリンを日本に突き付けた。
対して日本はいう。歴史的にも長城の内側の国だ。外を領土にしたことはない。
満州国は満州人が民族自決原則に則って故地に建てただけだ。
孫文は詐欺師と知ってほしい。
しかし劣等民族の自立など許したら白人が持つ植民地も解しなければならない。
白人国家は破産する。
日本の主張は潰され、日本は国際連盟からも脱退して行かざるを得なかった。
一方支那は儲けたスティムソンの日本憎悪のおかげで清の版図の正式な継承者に認められた。
戦争もしないで満州だけでなくモンゴルもウイグルもチベットの領土まで転がり込んできた。
習近平が孫文生誕150年式典で「台湾は支那に帰属する」と偉そうに言ったのも、
そこが清の版図に入っていたからだ。
そしたらトランプがその「1つの中国」を真っ向否定した。
「お前の領土じゃない」と。
今はウイグルの人権を問題にし、先月は「チベット相互アクセス法」にサインもした。
支那を増長させた遠因はスティムソンの政策にあったと見抜いた。
だからその撤回を図っているとしたら、東京裁判史観の一角がまた崩れることになる。
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