日本人の目から見ると、韓国とは異様な「留学大国「」だ。
米国際教育研究所の発表によると、10から11年学期に米国大学に在籍した留学生数は
中国157,000人、インド103,000人、韓国は73,000人で3位だった。
(聯合通信11.11.16)しかし、中国もインドも総人口が10億をはるかに超える。
それに対して、韓国は在住外国人まで含めて、ようやく5,000万人だ。
海外に留学に出ていく人数を分子に、国内総人口を分母にして
「留学人口比率」と言う指数を作ったなら、韓国は間違いなくダントツの世界一だろう。
先の数字は、あくまで米国を留学先にした数字だが、
韓国教育開発院による公式統計を見ると目を疑う。
11年の海外留学生数は、大学で289,288人(うち学位課程164,169人)だと言うのだ。
このほかに、小学校から高校までの留学生がいる。
11年の場合は、小学生7,477人、中学生5,468人、高校生3,570人だった。
つまり、小学生から大学院生まで、合計して30万人超。
国民の0.6%が「現在留学中」なのだ。
小学生から高校生までの留学を、韓国では「早期留学」と呼ぶ。
父親の海外赴任に伴い…と言うのではない。
本格的な場合は、子供と母親が海外に行き、父親は国内で働き送金する。
米東部の名門大学を目指すのだが、目論見通りに運んだ例は少ないようだ。
早期留学者の中では、「夏休み中に短期ビザによるフィリピンでの語学研修」が
数としては多いらしい。
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