大手財閥が、見栄えの良い最終製品を仕上げることを誇りとし、
部品の生産にはほとんど興味を示さないこと。
システムの深奥を理解ができていなくてもKTXがとりあえずかっこよく走れば、
鉄道公社も車両メーカーも「万歳、万歳」。
どちらも外華内貧の価値観に染まりきった社会ならではの出来事に思える。
個人のレベルの外華内貧は枚挙に暇なしだが、ここでは結婚式の例を見よう。
ちょうど朝鮮日報が「結婚費用」の大特集記事(12.6.25)を組んでいた。
そこで取り上げられていた新郎は、政府傘下機関の職員(30)で、年収は3500万ウォン。
「就職したばかりで貯金が全然なかったが、人並みに格好をつけたくて」と、
高級なウェディングホールで5000万ウォン(約370万円)かけて結婚式を挙げた。
その費用は父親が融資を受けて工面した。
彼は「できれば(著者注=もっと費用がかかる)ホテルで式をあげたかった」と述べている。
これが韓国人だ。
就職したばかりの男性の年齢が30歳、これが韓国だ。
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