【嫌韓】悪韓論 48 静かな下落で「損切り」できないまま

これまで韓国では、住宅価格とは常に右肩上がりするものだった。

実際には04年にも下落気があったが、何年かのスパンで見れば常に上がってきた。

だから、まとまった金ができれば、買い入れ予定の住宅を担保にして銀行から住宅ローンを借り、

そして目指す住宅を買い、それを伝貰で貸し出し、私債の利息を手に入れるのが、

金持ち層の常識だった。

何年かして住宅を売れば、銀行への返済分を差し引いても、大きな差額が手に入る。

そして、改めて前より高価な住宅を買い込み、うまくいったら二軒でも三軒でも住宅を転がす。

韓国語で「福夫人」と呼ばれる人たちの典型的な行動だった。

ところが、リーマンショックを何とか乗り切ったあたりから、

住宅価格が静かにだが持続的に下落し始めた。

新土地の豪華マンション群が大量に売れ残ると、たちまち連鎖が起きた。

しかし「住宅バブルがついに破裂した」ととも言えなかった。

どこからともなく静かに空気が漏れ続けたのだ。

日本のように一気にぺちゃんこになれば、切り替えも早いのかもしれない。

が、韓国の場合だとなかなか「損切り」踏み切れない。

ダメージが蓄積する。

とりわけ深刻なのは、06から08年の住宅相場が高かった時期に、高級物件を買い込んだ人々だ。

2割から3割高く売って逃げるつもりだった福夫人の思惑は見事に外れた。

高値で買った06から08年の物件は、12年冬の段階では、

売却しても銀行融資分(当初時価の6割が限度)も満たせない物件が圧倒的とされるほど下落している。

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