歴史は繰り返すと言うよりは、日本が併合した一時期を例外として基本的には
李王朝と同じ歴史が続いている。
「就職ポータルには、求職者2354人に「就職を条件にお金を払えと言う要求されれば、
これに応じる意思があるか」と尋ねた結果、全体の30.4%が「お金を払う」と回答し、
2003年8月の同じ調査では20.6%だった」(中央日報05.2.15)
「採用情報サイトが、企業の人事担当者に253人を対象にアンケート調査を実施した結果、
46.6%が「人事請託を受けたことがある」と回答し、52.5%は実際に請託を受けて
人事に反映したと言う」(同前)
朝鮮戦争後は滅公奉私の価値観による「売官」「買官」が民間企業にも拡大したのだ。
10年夏、外交通商省で特別採用があった。
たった1人の合格者は、時の外交通商相の娘だった。
さすがに国会で取り上げられ、外交省幹部の答弁はしどろもどろだったが、
この人事に関係した幹部3人は、ほとぼりが冷めた頃、いずれも大使に栄転した。
地位のある人物の仲間になれば得をする…この国の人生訓かもしれない。
このときの国会で、与党の議員は「最近3年間の外務公務員特別採用合格者現況を分析した結果、
特別採用の合格者190人のうち81人が採用広告で要求した関連分野の経歴や語学能力を
持っていなかったにもかかわらず選抜された」(東亜日報10.8.8)と暴露した。
「過去10年の特別採用者は400人」(中央日報10.9.6)と報じられている。
12年9月時点で、韓国外交通商省の職員は2200人弱、
このうちまともな入省者はどれくらいいるのだろうか。
外通省08年10月に韓米FTA批准同意案の審議のため、韓国語版協定文を国会に提出したが、
11年6月になって「誤訳166点、文法誤り9件、翻訳漏れ65件、一貫性の欠如25件、
固有名詞表記の誤り13件)あったとして訂正した(聯合ニュース11.6.3)。
韓米FTAは時の最重要案件だった。
誰が翻訳したのだろう。
外通省には米国の大学を卒業した秀才がごろごろいることになってるんだが…。
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