朝鮮半島には古来「献女」の歴史がある。
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記紀には、新羅征伐のため兵を率いて半島に渡った日本の武将が、
新羅から送られた2人の美女にたぶらかされ、なんと同胞の任那を攻撃してしまった話が載っている。
新羅には、唐の皇帝が「献女禁止」の勅令を発しても、密かに、献女を続けた。
大国に貢ぐような優れた手工業製品を作れなかったことが背景にある。
そして、献女としていた美女が役目が終わっても唐に留まり、商売を始めた。
新羅は海外進出型売春の先進国だったのだ「(拙著「日韓がタブーにする半島の歴史」参照)。
高麗王朝は蒙古に蹂躙され、毎年、何万もの女性を揃えて蒙古に提供した。
その時に生まれた4時熟語が「湖水満腹」。
「湖」とは蒙古人、「水」とは精液のことだ。
新王朝は、官衙に属する妓生を中央にも地方にも多数抱えていた。
「日東壮遊歌」には、日本にわたる朝鮮通信使一行が漢城(ソウル)を出てから
釜山を船出する時まで、行く先々で地元の役人から妓生の提供を受けていた様が、
まるで当たり前の事のように記されている。
北朝鮮の「喜び組」は、まさに「官衙にに属する妓生」の伝統を引く存在だ。
今日の韓国でしばしば話題になる「芸能人による性接待」とは、
有名女優や歌手を一晩買い上げて贈り物にする「ロビー」戦術、現代版の献女だ。
序章で示した「古今笑叢」で紹介したには「亭主もちの妓生がウキウキ気分で仕事に出かける様子、
あるいは妓生が「私たちは東寝西食」と開き直る場面などが面白く描かれている。
そして朝鮮戦争中の韓国向け「管理型慰安婦」、ベトナム戦争中に韓国人業者が
引き連れて現地に行った慰安婦。
ライタイハンを作るだけでは満足しなかったのだ。
02年には、こんなことがあった。
「フィリピン政府が米軍基地周辺の繁華街でホステス業や売春などを強要された自国女性に代わって、
韓国のオーナーを相手取って損害賠償訴訟を準備している中、
今回は在韓米軍が部隊周辺の繁華街などに対する取り締まりを韓国警察に公式に要請してきた。
世界の各国に駐屯している米軍の中で、該当国家にこのような要請をした前例がないだけに、
これほどの恥さらしは無い」(朝鮮日報02.10.18「人身売買の国のレッテルを貼られたコリア」)
この記事の最初に出ているのは、「東豆川繁華街フィリピン女性11人の監禁売春事件」だ。
その時のフィリピン女性の1人が書いていた日記には、こうあった。
「友人が韓国人の客に殴られてアザができた。
客と外出することを嫌がる、社長に怒鳴られた。
韓国人は皆、セックスマニアックだ。
おお神様」(同前)長い長い傷痕だらけの「性史」だ。
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