韓国が慰安婦問題の解決をちゃぶ台をひっくり返して否定するとは、なんともひどい話だ。
しかし、一方で日本政府がでっち上げたみたいな話になってしまって、
1993年に「河野談話」を出してしまったのも問題だこれは、
当時の内閣官房長官だった河野洋平が発表した談話で、
これによって「日本国政府が旧日本軍による慰安婦の強制連行を認めた」と言う誤解が
広まってしまった。
どうやら韓国の本音としてはこの問題を解決したくないのだろう。
それは文大統領が左派の人間だから仕方のないことだ。
文大統領に北朝鮮との統一を実現すると言う戦略の人間からすれば、
慰安婦問題は対日カードとして取っておきたいだろう。
北朝鮮と一緒になりたいから、解決済みとするのは不都合なのだ。
だが、国家間の合意を覆されてしまったら話にならない。
慰安婦問題については掘り下げてもあまり意味がない。
歴史的に見ても、戦時中はこんな話はいくらでもあるし、
それなら韓国がベトナム戦争の時何をしたのかと問い詰めたい。
腐女子に暴行を働き、「ライダンハン」と呼ばれる韓国人兵士と現地ベトナム人女性の間に
生まれた子供がいるのは事実だからだ。
とは言え、いまさらそんな話を持ち出して韓国と議論しても仕方ない。
ただ、日本大使館前に慰安婦を置くのは、明らかにウイーン条約違反だ。
2016年末、釜山にある日本総領事館前に慰安婦像が設置された。
これは2015年12月の日韓合意に反する。
そもそもウィーン条約にも反する行為のため、日本政府は駐韓日本大使を
2017年1月9日に一時帰国させ、日韓通貨スワップ協定の協議再開を中断するなどを打ち出した。
これについて新聞各紙が社説を出したが、ポイントは「日韓のどちらに対する物言いか」である。
まず新聞各紙の論調を見比べておこう。
(朝日新聞)韓国との外交 性急な対抗より塾考を
(読売新聞)少女像釜山設置 日韓合意を損なう不法行為
(毎日新聞)釜山の少女像 合意の崩壊を危惧する
(日経新聞)日韓の合意をほごにするな
(産経新聞)釜山の慰安婦像 反日では墓穴掘るだけだ
朝日新聞は日韓政府の合意を守る必要があると指摘する一方、
日本政府にも問題があるとして自重を求めた。
読売新聞は合意を損なう韓国政府に問題があると論じている。
毎日新聞は合意も守られるべきとしながら、両国の冷静な対応を求め、
日経新聞もやはり合意が必要としながら韓国側に慎重な対応を求めた。
産経新聞は、はっきりと韓国の反日性に問題があり韓国は国際的な信用を失うと警告した。
こうしてみると、朝日新聞だけが異質な論調だった。
慰安婦問題について朝日新聞はいわゆる吉田証言と言う大誤報を行い、
日韓関係の悪化を招いた責任についてどう考えているのか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
コメントを残す