実は、意外かもしれないが、今の韓国の財政だけを見れば、過去の積み重ねもあって案外悪くない。
経済運営されうまくすればいい。
こういう話をする時、借金と資産の話を考えてみればいい。
もちろん借金も資産もなければ身軽でいいかもいいのかもしれない。
借金だけあって資産がなければ、誰もお金を貸してくれない。
だから資産がある方が良いのは当たり前だ。
例えばノルウェーは、油田と言う資産がたっぷりあるから各国が安心してお金を貸せる。
そうした数値をもとに考えた結果、筆者は日本が今後5年以内に破綻する確率は
1%程度だと市場データから計算できる。
普通の人は破綻確率は簡単に計算できない。
ここで韓国の破綻確率を考えてみよう。
端的に言えば、韓国の方が日本より保険料が高いから、
日本の破綻確率の方が低いと言う計算になる。
この保険料と言うものは、財務から出てくるものではない。
実際に各国の国債を抱えている投資家がマーケットにたくさんいる。
そこで仮に日本が破綻すれば、その国債はパーになる。
そうならないように、投資家はみんないざと言うときの保険に入っているのだ。
これを生命保険で例えてみよう。
生命保険では建前上は職種等で露骨に区別していないように見えるが、
事務作業なら危険要素がなく、プロドライバーや建設業なら危険要素が多いので
本当は区別されている。
職種で事故の確率が異なるから、雇用保険、失業保険も職種によって本当は保険料が違うのだ。
これを公に言ってしまうと職業差別だと非難される。
そういう意味で、国によっても保険料が異なる。
危ない国は保険料が高い。
一時期のギリシャはとても高くて、100%の保険料だった。
要するに払う金額と補償金額が同じと言うことなので、全く保険にならないと言うことだ。
それなら普通の人は絶対に入らないだろう。
なぜ保険に入るのかと言えば、払い込んだ保険料より、何かあった時に貰える補償の方が高いからだ。
人によって保険料が違うように、国債に対する保険料もみんな違う。
そこから逆算して破綻確率が計算できる。
極端に言えば、1%の保険料なら100年に1回位事故が起きる可能性がある。
その保険料から何年に1回くらい破綻しそうだとすべて逆算できる。
これは元になる保険料が分かっても計算には大変な手間を取るから、
筆者以外は誰もそんな計算をしていない。
だから誰も反論できないのだ。
ちなみに、韓国の破綻確率は日本の2倍弱位だろう。
といっても、日本は今後5年で1%だから韓国は2%弱とそこまで高くない。
韓国は日本より財務状況は良いが、他国から日本ほど信用されていないと言うことだ。
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