韓国は支持率が低迷すると日本叩きをすると言われがちだが、
そんなくだらないことをしたところで支持率が急に上がる事は無い。
その証拠に「ロイター通信」2019年5月27日付によれば、
文大統領の弾劾を求めるインターネットでの呼びかけに対する賛同者が217,000人を超えたと言う。
文政権発足当初は支持率が8割を超えていたが、今は5割まで落ち込んでいる。
それでもまだ5割あるのが不思議だが、ここから6割、7割と戻す事はもはやないだろう。
文在寅は、北朝鮮からの避難民の息子として生まれた。
時が経ち、弁護士として市民運動や人権運動に参加し、盧武鉉政権で大統領側近として活躍した。
その後、国会議員に当選し、新政治民主連合の代表や共に民主党の代表を務めた。
2012年12月の大統領選挙では朴槿恵前大統領に惜敗したものの、
朴の弾劾、罷免に伴う2017年5月9日の大統領選で当選を果たした。
そんな文大統領は、一貫して反日の姿勢をとってきた。
もともと極左的な人物で、文政権にもいわゆる活動家がたくさん入り込んでいる。
大統領はかつて人権派弁護士として腕を鳴らしていたが、要するに左派の活動家だ。
韓国には左右ともいるが、まだ右派の方がマシだ。
なぜなら、左派は完全に北朝鮮を崇拝してしまっているからだ。
北朝鮮が左派にこれほどまでに尊敬されるのは、南北戦争(朝鮮戦争)の際、
米国と戦ったと言う歴史があるからだ。
韓国の左派(人件派)からすれば、共産主義を貫いた北朝鮮があこがれてしまうのは自明の理である。
文大統領もその典型で、北朝鮮にとても憧れている。
何なら北朝鮮に韓国が併合されてもいいと思う思想すら持っている節がある。
支持率が下がっても意に介していないのは、北朝鮮に飲み込まれてもいいと言う発想が根本にあるからだろう。
そこは韓国の右派、保守政権とはかなり違う。
文大統領は北朝鮮の為なら何でもすると言う姿勢だからこそ、2018年4月27日の南北首脳会談が軍事境界線である板門店で実現したと言う側面がある。
最初に北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が軍事境界線を越境して韓国側に入った。
北朝鮮の最高指導者が韓国領内に入るのは、1945年に朝鮮半島が南北に分断されて以後、
初めてのことだった。
その後、金委員長と雲大統領が手をつなぎ、軍事境界線を越えて北朝鮮側に足を踏み入れる様子が、
各メディアで報じられた。
米国と北朝鮮が非核化をめぐり交渉を続けているが、行き詰まりを見せていた。
そんな中、文大統領が仲介役を買って出た。
目的は南北融和の1点で最優先の外交方針だ。
だが韓国は、米朝から「余計な口出しをするな」と言われているかのような態度をとられている。
「日経新聞」2019年6月25日付によれば、韓国政府が北朝鮮に対し、
国際機関を通じて8百万ドル(8.5億円)相当の支援と5万トンの食糧援助を決めたが、
北朝鮮側からは感謝の言葉すら返ってこない。
文大統領が呼びかけた6月の南北首脳会談にも応じなかった。
有力カードとなり得る南北経済協力は米国がブレーキをかけている。
仲介役を自任しているが、最近は韓国内でも批判的な声が目立つと言う。
文大統領は、北朝鮮が好きすぎるが故に代理人人を自負しているが、米朝からすればハタ迷惑だし、
そのせいで韓国は周辺諸国との関係をないがしろにしている。
文大統領の米朝政策は空回りする一方だ。
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