【いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン】134極め付きは楽天の店舗向け融資

サービス極めつけは、楽天カードが楽天市場に出店している事業者向けに展開している

「楽天スーパービジネスローン」です。

仕入れに必要な資金を、50万円から3000万円の範囲なら、

簡単な手続きだけで貸し出すと言うサービスで、楽天が各店舗の決済データを

全て握っているからこそ実現できるスピーディー低コストの融資サービスです。

楽天は各店舗の数字をつかんでいるので、貸し倒れのリスクを低く抑え、

低金利で貸し出すことができます。

しかも、出店手数料が入るので、融資だけで儲ける必要はありません。

むしろ、ローンを組んでもらって取扱量が増え、売り上げが増えれば、

それだけ手数料収入も増えるので、金利は低く抑えることができます。

楽天カードや楽天銀行、楽天証券など、金融機関を傘下に持つ楽天ならではの

ビジネスモデルです。

楽天は今やただのオンラインモールの会社ではなく、

株やFXの売買手数料はカードローンの金利を中心に稼ぐフィンテックの優良企業だと言うことです。

CEOの三木谷さんは日本興業銀行(元みずほ銀行)出身ですから、その辺は抜かりないわけです。

ネット通販で覇権を競い合うアマゾンもマーケットプレイスの事業者向けに、

最大5000万円までを融資する「アマゾンレンディング」を展開しています。

アマゾンも決済データを握っているため、銀行よりも短期間で精度の高い審査が可能で、

事業者にとっては機動性の高い資金調達手段になります。

出店者向けの融資とは言え、既存の銀行や商工ローンにとっては、

強力なライバルが出現したことになります。

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